配当指向の投資家から好まれる『たばこ株』ですが、ここのところ毎月のように売上減少のレポートが出ます。
「本当にこの先大丈夫なの?」と半信半疑になりますが、フィリップモリス(PM)の増配状況を見る限りはまだまだ余力ありそう・・・
フィリップモリス(PM):アイコス(iQOS)
そのフィリップモリス(PM)ですが、4~6月期決算発表時に「アジア(≒日本)での加熱式たばこ『アイコス(iQOS)』の売上鈍化の見込み」というニュースが出まして、これを受けてかフィリップモリス(PM)株はいまひとつ反発しきれない展開になっています。
チキンハートは伸び悩むフィリップモリス(PM)をウォッチリストに追加して、一丁前に調査を開始しました。
周辺の喫煙者にインタビューしてみると、「喫煙所でも普通(紙巻)のたばこ吸う人は減った、今では半分くらいアイコス」とのこと。
(ちなみにブリティッシュアメリカン(BTI)の『グロー(glo)』はアイコスに比べると使っている人は少ないもよう)
この証言と紙巻たばこの毎月の売上減少は一致します。
JT(2914):プルームテック(PloomTECH)
で、本日の主題にした日本のJT(2914)ですが、『プルームテック(PloomTECH)』という加熱式たばこを出しています。
この『プルームテック』は最初一部の地域でしか販売されていなかったようですが、6月からコンビニはじめ全国販売が始まり、なんと7月だけで200万セット(累計400万)が売れたようです。
日本市場のシェアで『プルームテック』は『グロー』を抜き去り2位に浮上、『アイコス』に迫っています。
JTは「2018年末までにシェア40%を目指す」とのことですが、早々に目標をクリアするかもしれません。
「アイコスの売上鈍化」が「プルームテックの反撃」によるものだとすると辻褄が合うのかな、と思うわけです。
JTの7~9月期決算で『プルームテック』売上分がのってくるでしょう。
チキンハートの作戦
世の中的に、JT(2914)は逆境の時が続きますが、日本株を代表する「高配当」&「減配したことが無い」銘柄です。
「プルームテックの反撃」の予測のもと、チキンハートは恐る恐るJT(2914)を仕込みつつ、結果いかんでは、迎え撃つであろうフィリップモリス(PM)への参戦も検討しています。
米国内では、『加熱式たばこ』は認可待ち、『電子タバコ』も新たに規制が掛かるかもしれないので、アルトリア(MO)のおかれる状況は一緒にしない方が良いと思います。
次の四半期決算予定日
- PM:2018.10.18
- JT:2018.11.01
というわけで、関係ないけどJT傘下のテーブルマーク(旧加ト吉さん)の冷凍食品は美味しいと思うチキンハート(CH)です。
LINK
➤Philip Morris International Inc. - INVESTOR RELATIONS
➤Morningstar - Stocks - Philip Morris International Inc.
➤Japan Tobacco Inc. - IR情報
➤日本経済新聞 - マーケット - Japan Tobacco Inc.
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➤Japan Tobacco Inc. - IR情報
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