悲観相場入りから1か月を経過しましたが、日本のマーケットはそれなりに反発しているものの商いが伴わない状況です。
「売買代金」と「海外投資家動向」を詳しく検証してみます。
「売買代金」と「海外投資家動向」
以下はJPX(日本取引所)が発表するデータを元に作成した「東証1部売買代金」と「海外投資家動向」と「日経225の変動幅」のグラフです。(クリックすると大きくなります)
《売買代金》
昨年12月の悲観相場入りが確認されて以降、売買代金はまったく上がっていません。
昨年2月調整局面のクライマックスセールでは、売買代金が最大5.6兆円(2/6)を記録し、連続11日間3兆円を超えていましたが、今回は3兆円を超えたのが12/20(3兆円)と12/21(3.5兆円)の2日間のみです。
クリスマス週から年末年始という時期でもあったので、低いのも仕方がないのかな、と思っていましたが、正月明けからも一向に上がる気配がなく、むしろ一層細くなってしまい、今週は4日連続2兆円に届かず、今日金曜に久々に2兆円に届きました。
2兆円に届かない連続日数としては、昨年8月お盆休みでの7日連続以来でした。
《海外投資家動向》
海外投資家の動向は先週まで10週連続売り越しとなっており、昨年1月2週目~3月3週目の11週連続に迫っています。
円高懸念もありますけど、かなりお寒い状況が続いています。
ひとつ無理やり希望を見つけるとすれば、昨年最大となった売り越し額は2月1週目の-6446億円で、今回昨年12月1週目に-6001億円を記録しています。
-6000億を超えた売り越しはこの二日だけなので、海外投資家の売り越しのピークは抜けているかもしれません。
チキンハート(CH)が勝手に思う「転換サイン」
このような商いが伴わないお寒い状況では、日本のマーケットには入り辛い状況ですが、今日久々に届いた東証1部売買代金2兆円をきっかけにそろそろ新しい流れが始まればと期待します。
海外投資家動向もさすがにそろそろ買い越しに転じてもおかしくないと思うのですけど。。。
以下のいずれかの「転換サイン」が出れば、「通常(≒ドルコスト)の買い」を再開したいと思っています。
《転換サイン》
- 売買代金が3兆円超を連日続けること
- 売買代金が4兆円を超えること
- 海外投資家動向が"買い越し"に転じること
「転換サイン」が出なければ、引き続き「本気買い」の2段目を待ちます。
📌 わたしの「本気買い」目安
アメリカのマーケットは?
悲観相場入りした12/17週にNYダウ(DJIA)とS&P500は週足で突出した出来高が確認できます。
そして、NYダウ(DJIA)とS%P500はともに先週75日線まで反発し、今週もこのラインで頑張っています。
今日一日耐えてくれれば、短期的な一番底はつけたと判断して「通常(≒ドルコスト)の買い」を再開する予定です。
仮にこのリセッションが終わっておらず、今後さらに安値(DJIA 21,792.20)を割ったとしたとしても、高値からであと10%程度の下落(DJIA 18,866.26)かと、その後は中期的なレンジで動くと思います。
つまり、「本気買い」は来たとしても2段目までで3段目は無いという判断です。(もちろんキャッシュ配分は3段目まで確保しておきますけど)
これは、あくまでわたしの判断です。
(投資は自己責任で)
というわけで、すこし買いたい病になっているかも。。。
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Danke schön und Auf Wiedersehen / Thanks and See you
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