NYダウ採用30銘柄の決算結果と発表後の株価の動きを一目でわかるように🔮バブルマップにしてみました。
昨日の「生活必需品セクター」のNYダウ30版です。
目 次
NYダウ30の決算と発表後の株価変動マップ
🔮 バブルマップの見方
- 横軸(X)がQ-EPSの対市場予測(%)、縦軸(Y)が発表後1日の株価変動率(%)
- バブルの大きさは時価総額(2/28時点)
- 常識的には"/"状にバブルが散らばっていくと思います。
- EPSが市場予測をBeatしているのに株価下落の銘柄は売上orガイダンスが悪かったと解釈できます。
- PFEはMRKとUNHの挟まれて見えないポジションにいます。
- APPLは決算日と1/2の10%下方修正発表前( AAPL* 表記)の二つを表示しています。
- 参考としてAMZN,GOOGLを入れてます。
※手作りなので入力データが間違っていたらごめんなさい。。。
🔧 このマップの課題
・AAPLのように事前に業績修正を出した企業
・他社決算に連高or連安した事前の変動を折り込めない
・AAPLのように事前に業績修正を出した企業
・他社決算に連高or連安した事前の変動を折り込めない
今決算期の傾向
[生活必需品セクター(ConsumerGoods)]よりもバブルのばらつきが広く対市場予測の格差が激しいです。
株価の変動は大型株らしくほぼ10%以内に納まっています。
NYダウ30はいろんなセクターにまたがっているので、セクター別で注目すると
◆格差が小さいセクター
・Healthcare
・Technology
・Services
- Technologyは意外と格差がなく真ん中に集まっている。年明け1/2のAAPL*の下方修正の影響もあるかもしれません。
- NYダウ30以外の小売サービスには格差が見受けられる今決算期の印象
◆格差が大きいセクター
・BasicMaterials
・Financial
・IndustrialGoods
- 点々バラバラです。
- 製造業は両極端、金融は三者三様
個別の銘柄について
《決算も株価の反応も良かった銘柄:バブルマップの右上エリア》
- 市場予測が悪かったゴールドマン・サックス(GS)とナイキ(NKE)が頑張りました。
《ガイダンスが良くて株価が上昇した銘柄:バブルマップの中上エリア》
- IBMはそろそろ復活となるでしょうか。
《ガイダンスが悪くて株価が下落した銘柄:バブルマップの中下エリア》
- ダウデュポン(DWDP)は分社化を控えているので業績値の表面的な乱れに注意が必要
《決算も株価の反応も悪かった銘柄:バブルマップの左下エリア》
- キャタピラー(CAT)は悪かったけど、日本のコマツ(6301)は好かった。この辺の格差が今決算期の特徴です。
調査を終えて
二日間に渡ってこの調査をしてきました。
うまくまとめられないのですが、バブルマップの散布状況でなんとなく見えるものがあると思います。
マーケットが「このまま上昇してしまうかもしれない」と「このまま上昇するわけがない」の間で心が揺れる中、無理な期待をされずに忘れられていたかのような一定の配当利回りと実績を持つ銘柄が浮き上がってくるように思います。
強気相場では軽視される"P/E"というものも現在のような局面では重要になってくると思います。
というわけで、それぞれの投資生活がうまくいきますように。
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Danke schön und Auf Wiedersehen / Thanks and See you
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