6/5(BMO) キャンベルスープ(CPB)がQ3.2019の決算を発表しました。
今期3Q連続目標をクリア、通期EPSの上方修正も好感され、株価は10%超の急騰となりました。
目 次
- キャンベルスープ(CPB):Q3.2019決算発表
- 業績と配当
- わたしの投資計画
-《キャンベルスープ(CPB)について思うこと》
-《キャンベルスープ(CPB)への投資について》
キャンベルスープ(CPB):Q3.2019決算発表
- EPS減はベース事業の減少によるもの
- Y19-3Q連続目標達成,利益率が改善
📌 情報元:Campbell Soup Company - Investor Center
- ➤Campbell Reports Third-Quarter Results
- ➤Campbell Reports Third-Quarter Results
- 発表後の株価は最大+10.21%(終値+10.02%)の急騰
業績と配当
(🔎 グラフはクリックすると大きくなります)
📍 売上と営業利益
📍 事業別売上比率
📍 キャッシュフロー
📍 ROAと配当性向
📍 配当実績
- 配当利回り
- 5年間平均:2.90%
- 配当落日の最高:4.24%
- 配当落日の最低:2.13%- 増配率
- 2017-2018:0.00%
- 5年間平均:2.93%- 連続増配
- 5年間減配なし- 自社株買い
- 5年間平均:1.23%
- 売上はY18から回復基調
- 事業売却の影響でY18の利益率,ROA値が乱れる
わたしの投資計画
《キャンベルスープ(CPB)について思うこと》
今決算期は生活費需品セクター、とりわけ食料品セクターの好決算が続きましたが、その中でもキャンベルスープ(CPB)の決算内容とマーケットの反応は一際サプライズな結果となりました。
📌 アメリカ株生活必需品セクターの決算と発表後の株価変動マップ
※残る決算は今晩のJMスマッカー(SHM)です。
※クラフトハインツ(KHC)の決算予定については不明
キャンベルスープ(CPB)は昨年夏(2018.8)に海外事業と生鮮食品部門(Campbell Fresh)を売却することを発表しました。
次代の事業の柱にと目指した生鮮食品部門(Campbell Fresh)でしたが、売上は思うように伸びなかったようです。
Y17までの売上減少と株価下落を受け、大口株主から全社身売りまで要求されましたが、とりあえず、事業売却という選択をとり事業再編を進めています。
📰 関連ニュース:Bloomberg - News
- ➤米キャンベルスープ:一部事業を売却へ、アクティビストの期待裏切る
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近年の健康指向ブームに呼応して取り組んだ生鮮食品部門(Campbell Fresh)だったと思われますが、行き過ぎたブームは一巡した可能性があり、他の食料品メーカーの同系部門の今後の売上傾向には注意が必要かと思います。
💬 チキンハート(CH)が勝手に思うこと
景気が上限に達すると『苦いもの、珍しいもの、無味なもの、最終的には不味いもの』が流行る傾向があると思います。
景気が悪くなると、人は"砂糖"と"塩"と"油"と"炭水化物"に戻ってくるように思います。
何に幸せを感じお金を掛けるかの問題ですね。
景気が上限に達すると『苦いもの、珍しいもの、無味なもの、最終的には不味いもの』が流行る傾向があると思います。
景気が悪くなると、人は"砂糖"と"塩"と"油"と"炭水化物"に戻ってくるように思います。
何に幸せを感じお金を掛けるかの問題ですね。
《キャンベルスープ(CPB)への投資について》
アンディ・ウォーホルの版画なら買えるものなら買いたいですけど、キャンベルスープ(CPB)への投資は今のところ考えていません。
配当継続性の安定感がいまひとつ強く感じられないのが理由です。長期的な配当利回りと増配率のバランスが他社と比較するとやや劣るように思います。
身売り話がたびたび持ち上がるので、M&A対象になることを期待して入るのは面白いかもしれません。
Campbell Soup のブランド力はアメリカでは絶対ですから、相当なプレミアがつくと思います。
(投資は自己責任で)
というわけで、アメリカは利下げ折込で「雇用統計が良く出ては困る」という奇怪な様相に違和感を感じてます。
LINK
Danke schön und Auf Wiedersehen / Thanks and See you
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