6/28~29と開催されたG20大阪が終了し、明けた為替は一斉に円安に向かいました。
7/1の日経はほぼ全面高、令和最大の上昇となりました。
目 次
G20大阪
開催期間中に報じられた注目ニュースとしては
- アメリカの対中国への第四弾追加関税は見送り
- 対ファーウェイ措置は緩和
- 米中協議の再開で合意
注目されたのはやっぱり米中関係のこと。
ファーウェイの件は少々驚きましたが、安全保障に関わらない製品のみという条件のようです。
具体的に緩和された製品が何なのか、影響を受ける企業を調べる必要があるかと思います。
それ以外は早い話「悪化なき先送り」でとりあえず良かったね、ということなのでしょう。
その他では
- 日米安保の件はアメリカの揺さぶり感が強い
- 英露は会談したもののあいかわらず仲が悪そう
(英国は退任が決まっているメイさんが訪日) - 独はメルケルさんの体調が心配
というところ・・・
💬 もし日本が自力の武力武装という話になったら、一番困るのは実はアメリカだと思うのだけど・・・
トランプ大統領はG20後に韓国を訪問し、突然の米朝会談となりました。
どこまで根回しされていたのかはわかりませんが、Twitterから始まった印象が強いことに世界中が驚いた感じです。
こちらはG20前の中朝会談を意識し、中国にカードを渡したくないアメリカの思惑が動いたように思いました。
💃 「会議は踊る、されど進まず」
G7時代から参加国が多くなり会議としてはますます何を決めているのかわからない首脳会議になっているように思います。
かつてのように記念撮影の立ち位置(=影響力)も話題になりません。
全体よりも個別の会談に注目が集まるようになり、その機会を作ることにG20の意味があるのかもしれません。
昔から同じですが、首脳会議よりOPECや中央銀行会議の方が注目されます。
G7時代から参加国が多くなり会議としてはますます何を決めているのかわからない首脳会議になっているように思います。
かつてのように記念撮影の立ち位置(=影響力)も話題になりません。
全体よりも個別の会談に注目が集まるようになり、その機会を作ることにG20の意味があるのかもしれません。
昔から同じですが、首脳会議よりOPECや中央銀行会議の方が注目されます。
一斉に円安へ、日経は大幅上昇
G20明けの為替は一斉に円安($1=108円台)に動きました。
東京朝方はスイスフランに対しても円安となり、一時一方的な円安に向かいました。(その後スイスフランは買い戻しの動き)
トランプ大統領が全方面で柔軟姿勢に向いたこと、欧州の金融緩和姿勢の結果とみられます。
日経は呼応するように最大+482.42(終値+454.05)のほぼ全面高、令和最大の大幅上昇となりました。
月曜の売買代金としては4週ぶりの2兆円超えです。
テクニカル的には一気に50日線、200日線を突き抜け、短中期トレンドを転換できるか試されます。
上海も上昇、NYダウ先物も大きく上昇しています。
今後は7月末のFOMCの利下げ行方をさぐるマーケットになりそうです。
嬉しいニュース:ホンダ(7267)のF1勝利
6/30に開催されたF1オーストリアGPで、レッドブル・ホンダのフェルスタッペン選手が逆転優勝 🏁 を飾りました。
レッドブルの地元オーストリアでライバルのメルセデス、フェラーリを次々と追い抜いた末の勝利でした。
ホンダ(7267)にとっては13年ぶりのF1優勝です。
独走を続けたメルセデスの連勝は10でストップし、80年代のマクラーレン・ホンダによる11連勝の記録をホンダが自ら守ったことになります。
💬 レッドブルのオーストリア、フェルスタッペン選手の地元オランダでのホンダ車の売上増に繋がるといいな~
というわけで、今年も今日から後半戦です。日々増していく暑さにもご注意ください。
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Danke schön und Auf Wiedersehen / Thanks and See you
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