8月中旬より明らかに商いが細っています。
東証とニューヨークの昨年同日比の商い量を比較してみました。
目 次
とにかく商いが薄い
8/16から東証一部の売買代金は極端に薄い状況が始まり、8月3週目に52週の最低を記録、今週月曜には1.3兆円と一段落ちし、2014年4月以来となる一日あたりの低い売買代金を記録しました。
時価総額比で考えればおそらく記録的な薄商いかと思います。
📌 情報元:株式マーケットデータ (stock-marketdata.com)
- ➤売買代金の推移(2019年)
- ➤売買代金の推移(2019年)
ニューヨークも8/16以降、NYダウの出来高が300Mを超えたのは-600超の大幅下落をした8/23の一日のみです。
なぜか水曜に200Mそこそこと出来高が一段落ちしているようです。
これから騰がるにしても落ちるにしても、商いの量に変化が見えてこないと掴みどころがない状況です。
大商いの目安
東証一部の売買代金なら3.0兆円、NYダウの出来高なら400Mが局面変化の表れと見ています。
今年、東証一部の売買代金が3.0兆円を超えたのは3日です。(昨年同日は4日)
📌 東証一部売買代金が3兆円を超えた日(2019年)
NYダウの出来高が400Mを超えたのは6日です。(昨年同日は49日)
📌 NYダウの出来高が400Mを超えた日(2019年)
こうしてチェックしてみると、あれ?
昨年同日までの日数比では東証一部は似たようなもので、NYダウの方が激減しているみたい。
これはちょっと意外。。。
年初から「閑散に売りなし」で売り方がチキンとなり、結果踏み上げになってきたのはニューヨークの方だったのかも?
利下げ予想の思惑で経済指標と逆行して株価が動いてきたことを振り返ると、売り方も恐かったのかな・・・と納得するところもあります。
大局のトレンドは金(Gold)
来週に控えたECB、再来週のFOMCと日銀政策金利、欧州経済を左右する英国議会、Brexitの行方に注目が集まっています。
しかし、来るべき結果はもはや論理的な動きをしなくなった為替と米債券を見ても次の動きを把握できないように思います。
大局のトレンドは金(Gold)を見ていた方がいいと思っています。
あと、一日の株価の変動幅は原油の変動幅に吊られると思っています。
📈 金(Gold):90日チャート
📈 NYダウ:90日チャート
(投資は自己責任で)
とういうわけで、金(Gold)が大きく動いたら何かが変わるような気がします。
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Danke schön und Auf Wiedersehen / Thanks and See you
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