7/28(BMO) 3M(MMM)がQ2.2020の決算を発表しました。
アナリスト予測を下回る減収減益,通期ガイダンスは依然未提示のまま株価は急落しました。
目 次
3M(MMM):Q2.2020決算発表
📌 Q2.2020
- COVID-19関連費用増,コスト削減策とリストラを実施
- 人口呼吸器8億機生産,全世界で今年度20億機を製造予定
📌 Full.2020 Guidance
- 7月売上は前年比で一桁減に改善している
- Q3営業利益率は20-21%を予測
- 発表後の株価は最大-5.78%,終値-4.85%と急落
📚 情報元:3M - Investor Relations
➤Quarterly Earnings
➤Quarterly Earnings
過去1年の決算傾向の株価の動き
📈 MMM:株価1年チャート
📍 MMM:過去1年の決算傾向
* Y20.Q1以降のChange(%)はS&P500比
(🔎 グラフはクリックすると大きくなります)
- 決算内容と株価反応が素直に同期する傾向がある
業績と株主還元
📍 売上と営業利益
📍 配当実績
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わたしの思うところ
コロナ禍に流れるニュースではたびたび人工呼吸器メーカーとして3Mの名前を聞き、医療関係者が装着するマスクには"3M"のロゴを多く見かけました。
医療機器メーカーにはいかにも特需がありそうな雰囲気でした。
しかし、特需があるにはあっても利益率に繋がらないセクターや企業があるようで、残念ながら3M(MMM)はその一社のようです。
📰 参考ニュース:Bloomberg
➤3M Tumbles With Profit Margin Squeezed by Pandemic, Sales Drop
➤3M Tumbles With Profit Margin Squeezed by Pandemic, Sales Drop
COVID-19以外の医療機器やツールの取引が停滞したことが大きいのかもしれませんね。
COVID-19が収束して取引再開となれば業績回復を期待できるのですが、3M(MMM)が通期ガイダンスを未提示のままにしたということは、止まるところがない感染者数の増加と医療機関の現状にネガティブになっている、ということなのでしょう。
このCOVID-19の特需効果での投資は家庭向け事業に絞った方がいいのかもしれません。
💸 投資計画
昨年から購入を開始した3M(MMM)はポートフォリオの中堅どころまで保有率が上がってきました。
配当利回りを見ながら徐々に買いを進めています。
今回の決算で投資計画を変更することはないです。
引き続きチャンスがあれば買い増ししていくと思います。
昨年から購入を開始した3M(MMM)はポートフォリオの中堅どころまで保有率が上がってきました。
配当利回りを見ながら徐々に買いを進めています。
今回の決算で投資計画を変更することはないです。
引き続きチャンスがあれば買い増ししていくと思います。
(投資は自己責任で)
昨日はキヤノン(7751)、3M(MMM)と日米それぞれの主要30企業のワーストパフォーマンスに見舞われ、わたしにとっては最悪の日となりました。
COVID-19の経済影響がいよいよ我が家にも襲ってきたようです。
投資をしていればこのようなため息出るようなサイクルは必ず巡ってきますから、今は我慢の時。
というわけで、この四半期決算やっぱり荒れてきました。。。
LINK
Danke schön und Auf Wiedersehen / Thanks and See you
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