2021-11-11

NTT(9432)のQ2.2022-03決算発表:ドコモ減益も過去最高益を更新

Grüß Gott / Hello

Nov.10(TYO-AMC) NTT(9432)がQ2.2022-03の決算を発表しました。

過去最高益もガイダンスどおりの決算に反応薄。

  目 次



  NTT(9432):Q2.2022-03決算発表


📌 Q2.2022-03
Q2.2022-03実績前年
単独億/円増減億/円
売上29,9511.70%29,449
営業利益5,2302.35%5,110
最終利益3,35924.92%2,689
EPS9328.40%72
Q2.2022-03実績前年
累計億/円増減億/円
売上58,8763.09%57,113
営業利益10,0920.07%10,085
最終利益6,75824.80%5,415
EPS186.7728.05%145.86
- Q2単独,累計ともに増収増益,過去最高益を更新
- 移動通信事業(=ドコモ)は増収減益

📌 Full.2022-03 Guidance
Full.2022-03会社予測前回予測対市場予測
Guidance億/円前年比億/円Surprise市場
売上120,0000.47%-120,000Miss-0.83%121,002
営業利益17,3003.51%-17,300
最終利益10,85018.44%-10,850Miss-4.26%11,333
EPS302.0021.70%-302.00Miss-4.60%316.56
配当110.004.76%-110.00
- 通期ガイダンスの変更なし
- 新規事業:8社共同の再生可能エネルギーファンド創設
- 自己株式の消却:7.15%分を17.Novに実施と発表

  📚 情報元:日本電信電話株式会社 - 株主・投資家情報
      ➤2021年度 第2四半期決算について [2021年11月10日]


- 発表後(翌日前場時点)の株価は最大-0.87%,前場終値-0.25%の小幅安


🔖 このブログ内の関連記事
  ➤NTT(9432)のQ1.2022-03決算発表:静かな決算

  業績と株主還元データ


(🔎 グラフはクリックすると大きくなります)
📍 売上と営業利益

  📍 キャッシュフローと配当性向

📍 配当実績

 
  • 配当利回り
    - 5年間平均:3.29%
    - 配当落日の最高:3.83%
    - 配当落日の最低:2.49%
  • 増配率
    - 2021-2022:4.76%
    - 5年間平均:13.17%
  • 連続増配
    - 11年連続増配中
    - 22年間減配なし…増配回数は16回(73%)
  • 自社株買い
    - 2022-03:2500億(予定)
    - 5年間平均:3000億

  わたしの思うところ


恐ろしいほどにマーケットの反応が薄い決算でした。

この中間決算シーズンはセクターを問わず悪材料を見つけ出しては叩き売るような傾向が目につきます。

ドコモ事業分の減益を悲観視されてもおかしくはないのですが、KDDI(9433)の減益も思ったほど株価は反応しなかったし、 通信業は見通しも含めて波乱なしと見てよいでしょうか。


💸 投資計画
ポートフォリオのコアのひとつ。

配当実績からインカム投資の軸になるのは当然の銘柄です。

もともとはドコモ(旧9437)を大量保有していたのですが、例のTOBで資産をKDDI(9433)NTT(9432)に移動しました。(正確に言うと全部移動しきれなかった・・・)

それもあって、NTT(9432)についてはまた利回りが美味しくなったら買い増しすると思います。

(投資は自己責任で)



というわけで、"波乱がないのが一番"とも思えるNTT(9432)さんの決算でした。


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Danke schön und Auf Wiedersehen / Thanks and See you

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