Dec.21(BMO) ゼネラル・ミルズ(GIS)がQ2.2022の決算を発表しました。
通期の売上予測を増収転換となる上方修正も目の前のQ2利益圧迫で株価は急落。
目 次
ゼネラル・ミルズ(GIS):Q2.2022決算発表
📌 Q2.2022
- パンデミック前の前々年6M比較では増収増益,営業利益+4%,EPS+6%
- Pet,Convenience Stores & Foodservice:二桁成長
- Retail:北米,欧州とも売上量減も価格効果で売上増を確保
📌 Full.2022 Guidance
* Q増配は見送り=据え置き
- 発表後の株価は最大-5.74%,終値-4.03%と急落
過去1年の決算傾向と株価の動き
📈 GIS:株価1年チャート
📍 GIS:過去1年の決算傾向と株価の動き
*Change(%)はS&P500比
(🔎グラフはクリックすると大きくなります)
業績と株主還元データ
📍 売上と営業利益 |
📍 キャッシュフローと配当性向 | |
📍 配当実績 |
|
わたしの思うところ
株価の反応だけを見ると、嫌気された3四半期前のQ3.2021にも劣る売られぶりです。
先月、それまで苦戦していたJMスマッカー(SJM)が好決算を出したことで、ゼネラル・ミルズ(GIS)もと期待が集まっていましたが、この四半期は投資家の思惑どおりにはいかなかったようです。
売られた一方で通期ガイダンスはQ1に続きQ2でも上方修正。売上予測は減収から一転増収となり、EPS予測も上限増益となりました。
ゼネラル・ミルズ(GIS)はどちらかというと慎重なガイダンスを出す傾向が強いので、この上方修正は価値があると思います。
懸念材料はやはりインフレ下におけるコスト増による利益圧迫。
米国インフレ率は10月からふたたび上昇気味です。
9-11実績のゼネラル・ミルズ(GIS)には対応前の影響は大きかったかもしれません。
FRBはインフレ抑制に動いていますが、さてこの先どうなることでしょう。
💸 投資計画
今回の上方修正を無視するかのようなQ2決算の嫌気ぶりで買い増ししたい気持ちも多々生じましたが、以下の理由から控えると思います。
インカム重視では現時点のゼネラル・ミルズ(GIS)の利回りは過去比較で低すぎると思います。
今回の上方修正を無視するかのようなQ2決算の嫌気ぶりで買い増ししたい気持ちも多々生じましたが、以下の理由から控えると思います。
- 安定した増配サイクルに戻っていないこと
- 現時点の利回りが低い=株価が高い
インカム重視では現時点のゼネラル・ミルズ(GIS)の利回りは過去比較で低すぎると思います。
(投資は自己責任で)
というわけで、今後の市況と併せて注視したいゼネラル・ミルズ(GIS)の決算発表でした。
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Danke schön und Auf Wiedersehen / Thanks and See you
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