Feb.07(LON-BMO) 英国BP PLC(BP)がQ4.2022の決算を発表しました。
ロシア影響で最終赤字も特損除外の調整後利益では過去最高益を記録。年2度目となる増配(+10%/Q)を実施。
目 次
BP PLC(BP):Q4.2022決算発表
📌 Q4.2022
- 特損等のぞく調整後利益は過去最高益(Underlying RC profit)
(特損等含むと最終赤字)
- 増配発表:+10.17%/Q…年2度目の増配
- 自社株買い計画:次四半期=$2.75B
- 発表後のBP株価は最大+8.87%,終値+8.35%と急騰
*比較:XOM:+2.16%,CVX:-4.44%,SHEL:-1.18%
過去1年の決算傾向と株価の動き
📈 BP:株価1年チャート
📍 BP:過去1年の決算傾向と株価の動き
(🔎 グラフはクリックすると大きくなります)
* Change(%)はS%P500比
💣 毎四半期バラバラな反応…下手な先読みは怪我をする
株主還元データ:メジャー他社比較
📍 BP:配当実績 |
|
《石油メジャー他社の配当実績》
※Y23の増配分は加味していません
📍 XOM:配当実績 |
- 直近増配 Q3.2022(+3.41%/Q) - 41年連続増配中 - 75年減配なし |
📍 CVX:配当実績 |
- 直近増配 Q4.2022(+6.34%/Q) - 36年連続増配中 - 40年減配なし |
📍 SHEL:配当実績 |
- 直近増配 Q4.2022(+15.00%/Q) - 2020年に 80年ぶりの減配 |
わたしの思うところ
とりあえず思いがけない増配(+10%/Q)に感謝です。
メジャーは資産の買収と売却が激しいので2年以上過去の売上本源調整が難しく単純に比較出来ないところがあります。
今回も最終赤字をヘッダーに報道する者もいれば調整益での過去最高益を報道する者もいます。
結局、メジャーは配当利回りで判断するのが一番確実のような気がします。
2年前のシェル(SHEL:旧RDS-B)の80年ぶり減配はびっくりしましたが、エクソン・モービル(XOM)とシェブロン(CVX)には"連続増配","減配なし"を守ってほしいですね。
(投資は自己責任で)
というわけで、久々の石油メジャーの日記でした。
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Danke schön und Auf Wiedersehen / Thanks and See you
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