Feb.08(LON-BMO) ユニリーバ(UL)がQ4.2023の決算を発表しました。
Q3時点の会社予測に売上(USG)は届かずも売上量(UVG)が10四半期ぶりに+転。配当(€ベース)は3年連続の据え置き。
目 次
ユニリーバ(UL):Q4.2023決算発表
📌 Q4.2023 / Full.2023
* UVG=Underlying volume growth (売上量)
* UPG=Underlying price growth
- 減収増益
- USG:全事業で増収を確保…Q3時点の会社予測(5%~)に届かず
- UVG:Y21.Q2以来,10四半期ぶりの+転で通期も+転
- 営業利益率増:16.7% (vs Y22:16.1%)
- FCF増を強調
📌 Full.2024 Guidance
- 営業利益率は横ばいから微増
- Q4配当:€ベース据え置き(€0.4268)
└ =$0.4582…$配当は為替差益による対Q2($ 0.4539)で増配
- 自社株買い:Y24.H1=€1.5B
- 発表後の株価は最大+4.79%,終値+3.64%の上昇
過去1年の決算傾向と株価の動き
📈 UL:株価1年チャート
📍 UL:過去1年の決算傾向と株価の動き
(🔎 グラフはクリックすると大きくなります)
* Change(%)はS%P500比
業績と株主還元データ
🔔 データは€ベースのUNA.AS
(🔎 グラフはクリックすると大きくなります)
📍 売上と営業利益 |
📍 キャッシュフローと配当性向 | |
📍 配当実績 |
|
📚 UNA:ファンダメンタル (TradingView, Inc.)
わたしの思うところ
決算好感はQ4売上量(UVG)の+転が通期まで+に押し上げたからと思われます。
ただ、TheAmericasに続きAsiaPacific/Africaも+に転じましたが、Europeは未だ回復とは言えないー状況であること。
また、来期ガイダンスは前年と同じ成長幅提示で慎重な姿勢。
さらに、フリーキャッシュフロー増を強調するも増配は3年連続の見送り。
自社株買い€1.5Bならすこしは増配に回してほしいのですけど・・・
株価は上昇したけどちょっとスッキリしない内容でした。
💸 投資計画
基本的なスタンスは変わらず買い増しせずのホールド
マーケット全体の悲観相場で割安になれば買い増しを検討します。
(💬 なんか最近こればっかし。。。)
基本的なスタンスは変わらず買い増しせずのホールド
マーケット全体の悲観相場で割安になれば買い増しを検討します。
(💬 なんか最近こればっかし。。。)
(投資は自己責任で)
というわけで、配当据え置きにちょっと不満を感じたユニリーバ(UL)さんでした。
LINK
➤Unilever PLC - Investor Relations
➤Morningstar - Stock - Unilever PLC ADR (UL)
➤Morningstar - Stock - Unilever NV (UNA.AS)
➤Morningstar - Stock - Unilever PLC ADR (UL)
➤Morningstar - Stock - Unilever NV (UNA.AS)
Danke schön und Auf Wiedersehen / Thanks and See you
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