2018-10-09

アメリプライズF(AMP):金融セクターの気になっている銘柄

Grüß Gott / Hello

2005年にアメリカンエクスプレス(AXP)からスピンオフしたアメリプライズフィナンシャル(AMP)という銘柄をウォッチしています。


  アメリカ金融セクターの気になる銘柄


まずは金融セクターの中で気になる銘柄とその配当データをリストしてみます。
CompanyTickerM.CapDiv.Y5Y-Div.YYrs.1Y-DGR5Y-DGR
Ameriprise FinancialAMP21.74B2.38%1.40%1411.0%17.8%
T. Rowe Price GroupTROW26.92B2.56%2.46%325.0%10.9%
BlackRockBLK75.76B2.66%2.30%99.20%10.80%
Cincinnati FinancialCINF12..59B2.73%3.02%584.2%4.2%
JPMorgan ChaseJPM389.77B2.77%2.41%710.9%12.1%
Wells FargoWFC260.04B3.20%2.73%81.7%11.8%
Aflac IncorporatedAFL36.26B2.21%2.31%364.8%5.4%
Mitsubishi UFJ FG830685.20B2.78%2.61%15.6%8.2%
Sumitomo Mitsui F831657.67B3.66%3.33%113.3%7.4%
Tokio Marine HD876636.00B3.25%2.67%614.3%24.1%
※Yrs.は連続増配年数、DGRは平均増配率

金融セクターの多くの銘柄が『リーマンショック』で連続増配が途切れ、減配を余技なくされました。あのJPモルガン(JPM)やウェルズファーゴ(WFC)も例外ではありませんでした。

『リーマンショック』という金融危機を乗り越え今なお増配を継続している、Tロウ・プライス(TROW)、シンシナティF(CINF)、アフラック(AFL)などは素晴らしい銘柄だと思います。

しかしながら、今現在の『増配率』を見てみると、この程度なら生活必需品の銘柄にもいっぱいあるので、無理にリスクの高そうな金融株をとは思わないですよね。

  アメリプライズフィナンシャル(AMP)


今日のテーマにした、アメリプライズフィナンシャル(AMP)は金融セクターの中ではちょっと面白い銘柄かなと思ってずっとウォッチしている銘柄です。

アメリプライズフィナンシャル(AMP)はアセットマネジメントをする会社です。
アメリカンエクスプレス(AXP)から2005年にスピンオフされた直後から配当を出し続け、現在まで14年連続増配、かつ過去の平均増配率2桁を維持する好銘柄です。

増配が当たり前のアメリカでは、25年以上連続増配しないと真の配当銘柄と注目されない雰囲気があるので、アメリプライズフィナンシャルはダークホースかと思います。

なぜこの銘柄のウォッチをしていたかなんですが、スピンオフ時点でアメックス(AXP)を保有してましたから、自動的にアメリプライズ(AMP)の株が分配されました。

でも、何の会社だかさっぱりわからず、その後「バフェットさんがアメリプライズ(AMP)分をすべて売却した」という情報を得て、「じゃあ、わたしも」と売却した過去があるわけです。

まあ、あの時の選択は正しかったと思ってますが、現在のアメリプライズを見ると「いい会社だったんだぁ」と感心しています。

金融セクターはボラティリティが高いので配当利回りが3.5%を超えてきたら入ってみたいなと思ってます。

同じくアセットマネジメントのブラックロック(BLK)も好銘柄ですが、こちらはiシェアーズのETFで有名になりすぎちゃってるのでパスです。

  日本株の金融セクターから:東京海上HD(8766)


何気に日本の東京海上HD(8766)も好銘柄だと思ってます。

東京海上HDは連続増配は6年ですが、『リーマンショック』を乗り越えて16年間減配したことがありません。

こちらも狙っているのですが、もうひとつ待っているラインまで落ちてきてくれないんですよね。


というわけで、慌てない慌てない、ゆっくり待とうと自分に言い聞かせるチキンハート(CH)です。

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Danke schön und Auf Wiedersehen / Thanks and See you

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