2018-10-08

ホクト(1379):松茸とトリュフも研究中

Grüß Gott / Hello

今日は日本株のホクト(1379)のお話です。

『きのこ』の生産でお馴染みのホクト(1379)は日本の農林水産、食品セクターでは数少ない3%近辺の安定した配当率を保つ銘柄です。


  記念配当の翌年を除き26年間減配なし


調べられるかぎりでは、1994年から配当を出し続け、来期予測も含めた26年間では記念配当の翌年を除き減配したことがありません

26年間で実に16回の増配を実施しています。

地味ですけど、わたしはこういう減配しない銘柄が好きなのです。

現在のようにROE、ROAが注目される以前から、ホクトは高い数値を残していました。ここ5年は「新製品の研究開発」「海外進出」への投資に積極的なためか、ROE、ROA、営業利益率は低迷し、配当も据置が続いてますが、確実に右肩上がりの売上高推移は頼もしい限りです。

  椎茸『生どんこ』


今ではスーパーで当たり前のように並ぶ『えりんぎ』『まいたけ』『ぶなしめじ』の一般ラインはもちろん、ガクトさんがCM出演された『霜降りひらたけ』や『本しめじ』などのプレミアムラインも充実してきました。

この9月には、栽培に成功した椎茸『生どんこ』の販売がいよいよ開始され、評判も上々のようです。

わたしも早速噂の『生どんこ』を購入し、シンプルにグリルしていただきましたがとても美味しかったですよ。

これが噂のホクトの『生どんこ』

『きのこ』は秋~冬にかけて売れる商品なので、ホクトの中間期決算はいつも売上が低く後半期が心配になるのですが、椎茸は通年売れる商品なので、通年業績を少しでも安心して見ていられるようになると良いですね。

  『松茸』や『トリュフ』の人口栽培研究


そして、密かに期待していることがあります。

『松茸』や『トリュフ』の人口栽培研究です。

ホクトのホームページの➤「きのこ総合研究所」コーナーで紹介されています。

人口栽培はかなり難しいようですが、もし成功すれば大変なニュースになって注目されるはず。

また『きのこ』というのは薬品研究の対象にもなっているようなので、このセクターにしてはいろんな楽しみを持てる銘柄ではないでしょうか。

  株主優待


ちなみに『株主優待』は3月期末株主が対象で、「きのこセット」か、「炊き込みご飯の素」や「カレー」の「レトルトセット」かどちらかを選べます。送られてくるのは秋、そろそろですね。


というわけで、『食欲の秋』真っ盛り、美味しいもの食べてますか?

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Danke schön und Auf Wiedersehen / Thanks and See you

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