11月6日にアメリカ中間選挙が行われます。
選挙結果がどのようになるのか、そしてマーケットはどう動くのか、金融関係者やマスコミ各社がそれぞれの予想を出し始めています。
選挙結果を最初に受ける日本市場
欧米の重要な選挙の結果が判明するのは、大抵日本時間の翌日朝から昼にかけてです。
つまり、選挙結果を受けて最初に動く市場が日本ということになります。
最近ですと、
- 2016年6月23日 イギリス『EU離脱の国民投票』
→ 6月24日 日本市場 -1286.33 (-7.9%) 大幅下落 - 2016年11月8日 アメリカ『アメリカ大統領選挙』
→ 11月9日 日本市場 -919.84 (-5.4%) 大幅下落
いずれも、結果が選挙前の大方の予想に反したことで、日本市場はパニック的に急落しました。
その後に開くイギリス、アメリカのマーケットは選挙結果の影響を冷静に受け止める時間的余裕があるのか、日本ほどのパニックが起きていないのは皮肉なものです。
特にトランプさんが勝利したアメリカ大統領選挙では、トランプさんが勝利すると予想したジャーナリストでさえ、マーケットの下落低迷を予想する人が多かったですが、フタを開けてみれば今日のトランプ相場が始まったわけです。
さて、今回のアメリカ中間選挙の結果とマーケットへの影響はどうなるでしょうか。
マーケットの予想はナンセンス
無責任な結論から言いますと、選挙の結果も含めてマーケットの動きを予想するのはナンセンスだと思ってます。
大切なのは、「急騰した時」or「急落した時」に自分自身がどうするのかをしっかり決めておくことだと思っています。
結局のところ、お金をいっぱい動かす人たちが方向を決めることだと割り切るようにしてます。
人ですから、「こうなってほしい」「こうなってほしくない」と政治に対しても経済に対しても希望はありますけど、マーケットに向き合うにあたって、わたしの場合はそういう希望がいつのまにか都合の良い予想となってしまいます。
希望から生まれた予想に反した結果が出てしまうと、必要以上に反応してしまい、正常な投資判断を誤らせてしまうと思っているのです。
バフェットさんやソロスさんのようにマーケットを動かすほどの資金力と発言力があるなら別ですけどね。
やっぱりチキンハート
とまあ、カッコ良いことを言ってはみましたけど、いざマーケットがパニック的な動きが起きてしまったら、間違いなくわたしは真っ先に狼狽する方でしょう。
だからチキンハート、それがチキンハートなのです。
というわけで、いつも冷静にマーケットと向き合える人を尊敬します。
LINK
Wikipedia [en]
➤ - United States elections, 2018
Wikipedia [ja]
➤ - イギリスの欧州連合離脱是非を問う国民投票
➤ - 2016年アメリカ合衆国大統領選挙
➤ - United States elections, 2018
Wikipedia [ja]
➤ - イギリスの欧州連合離脱是非を問う国民投票
➤ - 2016年アメリカ合衆国大統領選挙
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