12/19にFOMCが0.25%の利上げを決定しました。12/20の日銀は方針変えず、英銀は金利を据え置きました。
金融政策の発表にゆれるマーケットに思うことです。
12月FOMCの結果
・FRB政策金利は0.25%の利上げ
・2019年の利上げ予測は2回
前回利上げを実施した9月時点のFOMC見通しから修正されたのは、2019年の利上げ予測の回数が減少したこと。
中間の思惑が錯綜するごたごたを無視して結果だけを並べれば、来年の利上げ予測が後退したということです。
翌日の日銀の政策変更なしを確認して円高にふれたのは自然な流れなのかなと思います。
マーケットの反応
株式マーケットは大きく下落し、今のところ「利上げを悲観して株式の売りがとまらない」と言われています。
しかし、今回は利上げをしてもしなくても最初から株式マーケットの下落は同じだったように思うのです。
もし、利上げをやめていれば「利上げ回避を悲観して株式の売りがとまらない」となったのではないでしょうか。
FOMCがトランプさんの圧力に屈したという悲観ではなく、そもそも利上げを止めるということはFOMCが景気鈍化を認めたことになるので、そこからくる悲観です。
現在の下落の正体も、「来年の利上げ予測が後退した現実を悲観して株式の売りがとまらない」を疑っています。
FOMCは実質金利をプラスまで持っていきたいわけですから、その前に頓挫して利上げが止まってしまう状況の方が、2段目、3段目と下落不安が増してきそうで恐いです。
こちらは計画どおりに拾うだけ
配当利回り重視で投資している場合は、上がる時はなかなか拾えないのですが、下がる時は自分自身が決めた基準でしっかり拾っていくのみです。
気をつけたいのは、こういう時ってあれもこれもと目移りしてしまうので、ポートフォリオのコアとしたいものを明確に決めて余計なものは拾わないということを心がけたいです。
特にハイテク、製造、小売セクターは下落が激しくなるので、今日にも拾いたくなる銘柄がいっぱい出てくるのですが、「二段目の下落を待つものはとことん待つ」、これを徹底したいところです。
とは言いつつ、誘惑に負けて余計なものをついつい拾ってしまいます。。。(三菱ガス化学(4182)とか買ってるし)
昨晩は種まき中に「アップル(APPL)ってキャピタルゲイン狙えるかな?」とか変なことを考え始めた自分に危ないものを少々感じています。。。
というわけで、ここからは忍耐と勇気、ぶれない心が必要になってきますね。大丈夫かな? わたし。。。
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