12/19(BMO)、食料品セクターの最初の決算発表として恒例のゼネラル・ミルズ(GIS)の2019.Q2決算が発表されました。
直前のアナリストたちの悲観的な減益予測を覆すBeatな決算内容でした。
ゼネラル・ミルズ(GIS)の2019.Q2決算発表
- 増収(Met)
- 増益(Beat)
- 通期の業績予測の変更はなし
直前にアナリストが減益を予測し、メリルリンチ(:BAC)からは目標株価を下げられるなど悲観視されていたゼネラル・ミルズ(GIS)の2019.Q2決算でしたが、フタを開けてみれば、売上、EPSともに前年同期から増収増益、EPSは≒5%の成長となりました。
発表後の株価は最大+10.03%(終値+5.04%)と、FOMCにゆれたマーケットに対し逆行高となりました。
情報元:➤米国株 決算マン(@KessanMan)
ゼネラル・ミルズ決算— 米国株 決算マン (@KessanMan) 2018年12月19日
General Mills (NYSE:GIS) Q2
EPS $0.85 予想 +$0.04
売上 $4.41B (+5.0% Y/Y) 予想 -$100M.
ペットフードのブルーバッファロー買収寄与等除くオーガニック売上高は-1% Y/Y
めちゃ足ひっぱってたヨーグルトはシェア続落は避けた模様。
PDF: https://t.co/Lwp6UWU3jY pic.twitter.com/ZI9SkQ9NRo
ゼネラル・ミルズ(GIS)の決算発表に注目する理由
ゼネラル・ミルズ(GIS)の決算発表日は他社の決算発表に先んじて1ヶ月くらい前に設定されています。
わたしはゼネラル・ミルズ(GIS)の決算内容がその後に続く食料品セクターの決算内容の傾向を予測する重要なイベントとして注目しています。
もっと言えば、生活必需品セクター全体の傾向や決算内容を受けてのマーケットの反応も占えると自分勝手に思い込んでいます。
個別には当然差は出てくるでしょうけど、今回のゼネラル・ミルズ(GIS)の決算と同様の決算結果を出してくる企業が多くなると期待しています。
昨日、報告したアメリカ株の種まきに生活必需品セクターも加えていきたいと思います。
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ゼネラル・ミルズ(GIS)の株価動向
ゼネラル・ミルズ(GIS)は11月中旬から株価が下落、12/7にはメリルリンチ(:BAC)から目標株価を8%下げられたことで悲観売りが加速していました。
メリルリンチ(:BAC)が実質ダウングレードに近い判断をゼネラル・ミルズ(GIS)にしたからには何か業績悪化の理由を掴んだのかと思いましたが、結局、いつものようにアナリストたちがダイスを振って決めたような予測を外しただけだったようです。
マーケット開始直後のゼネラル・ミルズ(GIS)株価の異常な急騰はメリルリンチ(:BAC)が早々に買い戻したのではないかと疑われても仕方のない結果だと思います。
同じように株価を叩き落とされているクラフトハインツ(KHC)でも次の四半期決算で同じことが起きるかもしれません。
クラフトハインツ(KHC)の決算発表日は2月中旬(詳細未定)です。
(投資は自己責任で)
というわけで、今後の食料品セクターの決算発表に注目します。
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Danke schön und Auf Wiedersehen / Thanks and See you
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