4/8 バンカメ/メリル(BAC)がボーイング(BA)に Downgrade をつけました。
今日は大手レーティングに対するちょっと挑発的なお話です。
目 次
バンカメ/メリル(BAC)がボーイング(BA)にDowngrade
4/8(BMO) バンカメ/メリル(BAC)がボーイング(BA)に "Buy→Neutral" への Downgrade を下しました。
この日のボーイング(BA)の株価は最大-5.12%(終値-4.44%)と下落し、ボーイング(BA)の寄与度が大きいNYダウは-0.32%のマイナスとなり、+0.10%で8連騰のS&P500と対照的な日となりました。
エチオピア航空の墜落事故を受けて3/11にボーイング(BA)の株価は急落しましたが、これまで Downgrade を下していたのはすべて中小金融機関であり、米国の大手レーティングが入ったのは初めてです。
モルガンスタンレー(MS)にいたっては1月に出した Upgrade のままです。
今後、バンカメ/メリル(BAC)に続き、ボーイング(BA)への大手レーティング=Downgradeが続くかにすこし注目したいと思います。
大手のレーティングは"逆サイン"
・JPモルガン(JPM)
・バンカメ-メリル(BAC)
・ウェルズファーゴ(WFC)
・シティ(C)
・モルガンスタンレー(MS)
・ゴールドマンサックス(GS)
特にこの6社のレーティングは、その後の半年ベースの株価が逆に動くことが多いです。つまり当たらないということです。
彼ら自身がDowngradeして株価を叩き落としてから買い戻している、あるいはUpgradeして株価を吊り上げてから売り払っているのではないかと疑うくらいのハズしようです。
もし、アメリカ大統領選でレーティングをつけていたならば、彼らは間違いなくトランプさんにDowngrade、ヒラリーさんにUpgradeをつけていたことでしょう。
ボーイング(BA)への投資について
ボーイング(BA)は事故原因が自社システムにあることを認め、B737-MAXの2割減産予測を発表しました。
あらゆる意味でとても重大な発表です。
投資という視点では短期的にも長期的にもいずれ買い場が来るかと思います。
長期的には4/24の決算発表がひとつの分かれ目になるのではないでしょうか。
投資する場合は、現在のボーイング(BA)への投資に何を求めるかを明確にしておくことが大切だと思います。
4月の注目レーティング
4月に入り打たれた大手の注目レーティングです。
JPモルガンはゼネラル・エレクトリック(GE)には厳しいようで、目標株価もなんと$5に引き下げてます。GEに恨みでもあるアナリストさんがいるのでしょうか。
ウェルズファーゴ(WFC)はしばらく好調が続いているP&G(PG)に Upgrade を入れました。なので、ちょっと注意した方が良いかもしれません。
(投資は自己責任で)
LINK
米国株のレーティング情報がわかるサイト
➤MarketWatch - Upgrades & Downgrades
➤FINVIZ.com
日本株のレーティング情報がわかるサイト
➤モーニングスター - レーティング情報
➤Trader's Web - 注目レーティング
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➤FINVIZ.com
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➤モーニングスター - レーティング情報
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