今日はカジノリゾートを所有・運営するラスベガス・サンズ(LVS)を取り上げてみます。
噂の東京カジノは実現するのでしょうか。
目 次
ラスベガス・サンズ(LVS)
東京カジノの構想がどこまで現実味を帯びたお話なのかはわかりませんが、実際にカジノを運営するとなった際には外資の参入が有力視されます。
ラスベガス・サンズ(LVS)はネバダ州ラスベガスに本拠地を構えるカジノ運営会社で、マカオ、シンガポールにも事業を展開しています。
シンガポールにある大きな船が高層ビルに跨ったような近未来的なホテル、あのマリーナベイ・サンズもその名からわかるように、ラスベガス・サンズ(LVS)の所有です。
東京カジノ構想にも高い興味を示しているようです。
そのラスベガス・サンズ(LVS)はNYSEに上場しており、今現在の配当利回りが4%を超える高配当銘柄です。
こぼれ話
💸 モナコのカジノ
モナコもカジノで有名ですが、モナコ国民はカジノをすることを禁じられています。モナコでカジノができるのは外国人だけらしいです。
モナコ国民は「僕たちがカジノなんてやったらすぐに破産する、だから国が守ってくれているんだよ」とこの方策に賛同している人が多いようです。
さて、東京は・・・
モナコもカジノで有名ですが、モナコ国民はカジノをすることを禁じられています。モナコでカジノができるのは外国人だけらしいです。
モナコ国民は「僕たちがカジノなんてやったらすぐに破産する、だから国が守ってくれているんだよ」とこの方策に賛同している人が多いようです。
さて、東京は・・・
業績推移と配当実績
《業績》
📍 売上と営業利益
📍 キャッシュフロー
- 売上は右肩上がりではないようです。
- 利益、キャッシュフローはほぼ売上に連動する事業のようです。
《配当》
📍 配当実績
- 2012年3月期から配当を開始し3~4年間は高い増配率を記録しましたが、その後は1桁前半に伸び悩み
- 配当利回り
- 5年間平均:4.45%
- 過去5年の配当落日の最高利回り:6.13%
- 過去5年の配当落日の最低利回り:1.88%- 増配率
- 2017-2018:2.74%
- 5年間平均:17.55%- 連続増配
- 7年連続増配中
- 自社株買い
- 2018:1.36%
- 5年間平均:1.26%
《他社との比較》
※Pay.Rは配当性向
株価の動きとわたしの投資計画
リーマンショックで最初の期待買いブームが終わり、2009年2月を底値にその後は見事に復活のテンバガーです。
それでいて現在のFwdP/Eは20倍を切っており、2015年以降は配当利回りが常に3%を超える範囲で株価が動いています。
同業他社との比較では、時価総額は抜けており、ROA,ROIも一際優秀です。
とても魅力を感じますが、投資する上で不安な点は
- 増配率が公益株なみの低さに落ちており配当性向が100%近くに達していること
- 大きなリセッションを乗り越えて配当を維持する実績がまだないこと
- S&P500に採用されていないこと
上にリストしたロイヤル・カリビアン・クルーズ(RCL)、MGMリゾーツ(MGM)、ウィン・リゾーツ(WYNN)は時価総額がラスベガス・サンズ(LVS)より低いのにS&P500に採用されています。
どうして、ラスベガス・サンズ(LVS)だけS&P500に採用されていないのか、とても気になります。
"ギャンブルは不況に強い"などと昔から言われますが、これはどちらかというとパチンコをイメージするところであり、総合リゾートを手掛けるラスベガス・サンズ(LVS)には当てはまらないでしょうね。
わたし自身は、2.の理由があるので投資することはないと思います。指をくわえて見るしかないです。
(投資は自己責任で)
というわけで、期待買いブームが終わった後の銘柄は面白いですね。
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Danke schön und Auf Wiedersehen / Thanks and See you
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