6/19 ホンダ(7267)の株主総会に行ってきました。
梅雨の切れ間のすっきりした晴天でちょっと暑い日でもありました。
目 次
ホンダ(7267):第95回定時株主総会
- 日時:2019年6月19日(水) 10:00
- 場所:グランドニッコー東京 台場
- 展示:自動車、バイク、モーターボートのエンジン、F1など
🏁 会場に展示されていたF1の車
- サービス:ドリンクコーナー(コーヒー、オレンジジュース、ウーロン茶)
- お土産:ホンダジェットのキーホルダー
《株主総会の様子》
- 司会は神子柴会長
- 八郷社長の事業報告と「2030年ビジョン」のプレゼン
- ホンダの歴史を折り紙に込めたビデオがとても良かったです。 - 株主からの質疑応答
ホンダ(7267)の株主総会では車に関するとてもマニアックで技術的なこと、レースに関する質問が相次ぐ印象があるのですが、今年は経営に関すること、株価のこと、工場のセキュリティ的なことなど、投資家らしい質問も多かったように思います。
四輪事業の営業利益率が課題だと指摘された株主さんには同意です。
あまり真新しいことはなかったのですが、淡々と進み終始落ち着いた株主総会でした。
💬 八郷社長の身ぶり手ぶりはなんとなくASIMOくんに似てると思うのはわたしだけ?
業績推移と配当実績
-
(🔎 グラフはクリックすると大きくなります)
- 配当利回り
- 5年間平均:2.86%
- 配当落日の最高:3.71%
- 配当落日の最低:2.20% - 増配率
- 2019-2020:0.90%
- 5年間平均:5.03% - 連続増配
- 3年連続増配中
- 9年間減配なし
…増配回数は8回(89%) - 自社株買い
- 2018:645億円
📍 売上と営業利益 | 📍 事業別売上比率 |
📍 キャッシュフロー |
📍 ROAと配当性向 |
📍 配当実績 |
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- 事業別売上比率に大きな変化はない(欧州は苦戦続く)
- 二輪はアジア、四輪は北米とアジア、飛行機は北米が主力
- 四輪事業の営業利益率の向上が課題
- 飛行機事業の営業損失は-402億円(前年-418億円から改善)
- ※F1事業がどの事業に入っているかはわかりません
わたしの投資計画
電気自動車、自動運転技術と自動車を取り巻く事業環境は複雑化しており、将来的に不安要素は尽きないとは思います。
アメリカのフォード(F)、ゼネラル・モーターズ(GM)の低P/Eに横並びなのか、トヨタ(7203)もホンダ(7267)も、ドイツのフォルクス・ワーゲン(VOW.DE)もBMW(BMW.DE)もみな1桁台のP/Eに評価されています。
アメリカの自動車産業のP/Eが1桁台なのはなんとなく納得するところはあるのだけど、日本やドイツの自動車産業を一緒にしないで、という気持ちはあります。
でも、アメリカ中心の現在のマーケット価値観では仕方がないのかもしれないですね。
ホンダ(7267)についてはポートフォリオの中心におくことはないと思いますが、配当利回りを見ながら適度に保有しておきたいと思っています。
ひそかに飛行機事業、エンジンサプライアー事業には期待しています。
この日のマーケット
FOMC(6/18-19)の結果を前に、6/18(EDT朝)トランプ大統領が習近平主席と電話会談を行い、G20での米中会合に臨むとTwitterで発信したことをきっかけにNYは大幅上昇(+353.01)しました。
トランプ砲の威力がまた発揮されました。そして、このタイミングで再選立候補を表明。
これを受けた日本のマーケットも売買代金2兆円を超える久々の全面高(日経+361.16)となりました。
一方でオーストラリアの利下げ、ECBの追加緩和発言を受け、すこし円高($1=108.20~30台)に振れました。
原油も上昇しています。(WTI=$53~$54台)
というわけで、ちゃっかりオレンジジュースとアイスコーヒーを美味しくいただいてきました。
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Danke schön und Auf Wiedersehen / Thanks and See you
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