7/18日経新聞がキヤノン(7751)の下方修正懸念を報じました。
来週7/24に予定されている同社のQ2.2019決算発表で明らかになると思われます。
目 次
キヤノン(7751):欧州減速で下方修正か?
日経新聞(日本時間7/18午前2:00)によると、キヤノン(7751)は欧州景気の悪化で半導体製造装置、事務機器の売上が落ち込み、通期営業利益は前年比40%減、従来予測から≒600億円の下方修正となる見込みと報道されました。
来週7/24予定のQ2.2019決算発表で正式に下方修正となれば、Q1に続き今期2度目の下方修正となります。
《株価の動き》
報道後の株価は7/17 NY-ADRではCAJ:-4.06%のほぼ安値引け、明けた7/18(東京)では最大-4.20%(終値-4.02%)の下落となりました。
キヤノン(7751)下方修正懸念の影響か、コニカミノルタ(4902)が最大-5.24%(終値-4.96%)、ニコン(7731)が最大-4.71%(終値-4.45%)と連れ安しました。
また、この日の日経は後場一時21,000円を割り込むなど全面大幅安で令和最大の下落-422.94を記録、大引け時点の先物はさらに下落しています。
売買代金は12日ぶりに2兆円を超え2.1兆円、日経VIも底をつき動き出したようです。
Note
💡 キヤノン(7751):鍵を握る新規事業の成長率
下方修正懸念と同時に新規事業(医療機器,ネットワークカメラなど)の堅調な成長も報じられ、全体売上の25%に伸長する見込みとのことです。
次代を担う新規事業の成長率がキヤノン(7751)への投資判断になるかと思います。
下方修正懸念と同時に新規事業(医療機器,ネットワークカメラなど)の堅調な成長も報じられ、全体売上の25%に伸長する見込みとのことです。
次代を担う新規事業の成長率がキヤノン(7751)への投資判断になるかと思います。
製造業の下方修正をチャンスと見て挑めるか
米中問題に加え、欧州の景気減速も顕著になりました。
アメリカの金利政策に話題は集中していますが、欧州ECBの金融緩和の方が既定路線となり、対ユーロの円高も確実に進みました。
下期にはブレグジットという 💣 も抱えています。
先週は安川電機(6506)が営業利益60%減を発表し、今回のキヤノン(7751)の業績悪化懸念の報道と続きました。
日本企業の減収減益、下方修正への警戒が増しそうです。
特に上期決算発表となる12月決算期の製造業については業績修正のタイミングでもあるので注意が必要かと思います。
📎 12月決算期の主な製造業企業
もちろん、じっくり待っていたお目当ての銘柄の下落局面が来るなら長期的にはチャンス到来です。
FOMC結果後の世界マーケットの動きも見ながらになりますが、勇気をもって向き合いたいと思います。
(と、威勢のいいこと言い放っても、いざとなるとチキンになることはわかっているけど。。。)
というわけで、嵐(FOMC)の前の静けさからそろそろ何かしらの動きが出てくるでしょうか・・・心の準備を
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Danke schön und Auf Wiedersehen / Thanks and See you
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