2/6(TYO-AMC) 資生堂(4911)がQ4.2019の決算を発表しました。
売上,利益ともに過去最高となる増収増益もちょっと減速感を感じました。
目 次
資生堂(4911):Q4.2019決算発表
📌 Full.2019-12
- 好調中国が牽引,国内は増税影響で減収減益
- 北米改善も依然苦戦,欧州は善戦
- ROEは15.6%に伸長…前年(14.8%)に続き目標(14.0%)を超える
📌 Full.2020-12 Guidance
- 売上成長予測は前年の予測幅を上回るも利益成長予測は減速
- 新型ウイルスの影響は織り込んでいない
- 来期増配はなし据え置きの予定
📚 情報元:資生堂 - 投資家情報
➤2019年度(2019年12月期)
➤2019年度(2019年12月期)
- 発表後の株価は-1.52%~+2.63%と±振れて終値は前日と変わらず
💬 わたしの思うところ
過去最高の売上と利益、来期も増収増益の予測ですからもちろん悪い決算ではありません。
でも、Q3あたりからちょっと減速感というか、サプライズを連発するような時期は過ぎたのかなという印象です。
これが資生堂(4911)だけに当てはまるのか、全体に当てはまるのかは微妙なところですけど。。。
これからは一定の売上成長の継続とともに営業利益率の引き上げが目標になるようです。
花王(4452)さんレベルの営業利益率に到達できるかに注目です。
あと、やはり触れなくてはいけないと思いますが、配当が来期据え置き予定となったことは残念です。
過去3年毎年+30%を超える好増配を続けてきたのですけど、好増配の継続がいかに難しいことなのかがわかります。
過去最高の売上と利益、来期も増収増益の予測ですからもちろん悪い決算ではありません。
でも、Q3あたりからちょっと減速感というか、サプライズを連発するような時期は過ぎたのかなという印象です。
これが資生堂(4911)だけに当てはまるのか、全体に当てはまるのかは微妙なところですけど。。。
これからは一定の売上成長の継続とともに営業利益率の引き上げが目標になるようです。
花王(4452)さんレベルの営業利益率に到達できるかに注目です。
あと、やはり触れなくてはいけないと思いますが、配当が来期据え置き予定となったことは残念です。
過去3年毎年+30%を超える好増配を続けてきたのですけど、好増配の継続がいかに難しいことなのかがわかります。
業績と株主還元データ
(🔎グラフはクリックすると大きくまります)
📍 売上と営業利益
📍 配当実績 |
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参考:新型ウイルスの影響
資生堂(4911)の決算説明資料(P41)に新型ウイルスによる店舗売上への影響が概算ですが速報的に掲載されていました。
他企業の業績予測にも参考になるかと思います。
📎 Jan.01-Feb.03 資生堂主力製品の売上前年比(中国,日本)
* TRは2/1まで
* 中国の1/31-2/3の"-"は±0%を意味するのか不明
(資生堂- 投資家情報-決算説明資料から)
- 瞬間最大風速は中国内のようですが、インバウンドの影響はじわじわ長引きそうです。
というわけで、いろいろありますが、もう一度サプライズなサイクルが来ないかなと密かに期待しちゃいます。
LINK
Danke schön und Auf Wiedersehen / Thanks and See you
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