チキンハートが今週のマーケットをふりかえります。
原油暴落が追い打ちをかけ、NYは週間で史上最大の下落幅、下落率はリーマンショックに次ぐ史上二番目を記録。
高値から20%転落で"悲観相場"が現実となりました。
目 次
- 主要株式指数と為替と原油・金(Gold)
- 《主要株式指数》
- 《今週の出来事》
- 《日本のマーケット情報》
- 《アメリカのマーケット情報》
- 《為替》
- 《原油・金》 - 個別株とセクター別の動き
- 《米国株》- セクター別 / 個別銘柄
- 《日本株》- 個別銘柄 - チキンハート(CH)の動き
- 来週の注目
- 警戒モード / イベント / 日米の決算発表予定
主要株式指数と為替と原油・金(Gold)
📌 2020.03.09-03.13
《主要株式指数》
- NYは週下落幅-2,679.16(史上1位),下落率-10.36%(史上2位)
- NYは高値からの下落率が20%超となり悲観相場
- 日経は下落幅-3,318.70(史上2位),下落率-15.99%(史上2位)
- コロナ感染急増のドイツDAXが-20.01%と一番の下げ
- コロナ感染急減の中国上海が-4.85%と先週に続き下げが小さい
📎 株式指数の乖離位置
- 参考:リーマンショック大底乖離-44.9%,ブラックマンデー大底乖離-8.5%
《今週の出来事》
- 3/09 サウジが一転最大増産で原油暴落WTI$30割れ
- 3/09 NYダウがCB発動,史上最大の下げ幅-2,013.76(-7.79%)
- 3/10 日経 19000割れ
- 3/10 米大統領予備選でバイデン氏がミシガン州など四州で勝利
- 3/11 英銀が50bpの緊急利下げ
- 3/11 WHOがコロナウイルスの"パンデミック"を表明
- 3/11 NYダウ大幅下落 -1,464.94(-5.86%)
- 3/12 ECBは金利据え置き
- 3/12 米国の欧州からの渡航禁止,大統領演説失望?から世界的株安が加速
- 3/12 NYダウ再びCB発動,史上最大の下げ幅-2,352.60(-9.99%)
- 3/13 日経一日で18000割れから17000割れ…-1,128.58(-6.08%)
《日本のマーケット情報》
- VIは依然高いが空売比率,新安値は日替わりで乱高下, PBR52W最低で売り方も慎重姿勢に変化か?
《アメリカのマーケット情報》
- F&G,VIXは水曜最悪値で週末も弱気レベルのまま
《為替》
- 乱高下:週の前半円高から後半円安へ…$1=101~108
- 高:ドル>ユーロ>円>ポンド:安
- 英銀50bp利下げでポンドは急落
《原油・金》
- 原油:暴落…OPEC+決裂でサウジ最大増産
- 金(Gold):下落
- 原油暴落にトドメを刺され安全資産も売られる世界的悲観相場入りへ
💬 わたしの思うところ
とにかく下落ペースが急すぎてついていけないところですが、ともあれ"悲観相場"が確定しました。
勘違いしてはいけないのは、"悲観相場"というのはここから落ちるという意味ではなくて、ここまで落ちたから"悲観相場"ということ。
もちろん、これで終わりということでもなく、さらに落ちることもあるでしょう。どこまで落ちるかなんて誰にもわかりません。
過去との比較をすれば、原油暴落という点では2016年1~2月相場、テクニカル的にはブラックマンデーとの比較になるのでしょうけど、3年(W156)移動平均線との乖離では大底の条件は揃っています。
さらに下落となると比較は"リーマンショック"になりますが、最近、リーマンショックとの細かい比較を持ち出すアナリストが急に増えてきたように感じています。
だから、リーマンショックまではいかないのかな・・・なんて皮肉っぽく思っています。
現実的に一番注目しなければいけないのは、コロナ感染者の推移と治療薬開発のニュースでしょう。
とにかく下落ペースが急すぎてついていけないところですが、ともあれ"悲観相場"が確定しました。
勘違いしてはいけないのは、"悲観相場"というのはここから落ちるという意味ではなくて、ここまで落ちたから"悲観相場"ということ。
もちろん、これで終わりということでもなく、さらに落ちることもあるでしょう。どこまで落ちるかなんて誰にもわかりません。
過去との比較をすれば、原油暴落という点では2016年1~2月相場、テクニカル的にはブラックマンデーとの比較になるのでしょうけど、3年(W156)移動平均線との乖離では大底の条件は揃っています。
さらに下落となると比較は"リーマンショック"になりますが、最近、リーマンショックとの細かい比較を持ち出すアナリストが急に増えてきたように感じています。
だから、リーマンショックまではいかないのかな・・・なんて皮肉っぽく思っています。
現実的に一番注目しなければいけないのは、コロナ感染者の推移と治療薬開発のニュースでしょう。
📚 情報元:コロナウイルスの感染状況 (gisanddata.maps.arcgis.com)
➤Coronavirus COVID-19 Global Cases
➤Coronavirus COVID-19 Global Cases
個別株とセクター別の動き
《米国株》
- セクター別(数字は連続週)
* S&P500を上回っているのはTechnologyだけなのでこのデータおかしい?
- 原油暴落でBasicMaterialsは崩壊のレベル
💬 Utilities,ConsumerGoodsが揃ってS&P500を下回ったのでそろそろという期待はあります。
- 金融セクターの動き
(🔎 グラフはクリックすると大きくなります)
- 3週連続金融セクターがS&P500を下回る展開
- NYダウ30(DJIA) 今週の勝者(Gainer)と敗者(Loser)
- 先々週に続き30銘柄すべて下落も格差あり
- MSFT,INTCなどハイテクの下落が小さい
- MSFTは今年3度目のトップ
- わたしの注目株から
- CVXだけどうして強いの?
《日本株》
- TOPIX Core30 今週の勝者(Gainer)と敗者(Loser)
- 通信銘柄が上位
- わたしの注目株から
- ビールは2月売上好調もアサヒは冴えない
- キヤノンは自社株買い終了発表後に下落
チキンハート(CH)の動き
《為替》
- 円 → ドル買い
- 円 → ドル買い(オプション)
💬 引き続き$1=104.50をターゲットにしています。ちなみにリバレッジは掛けていません。純粋な外貨買いと外貨預金です。
《株式》
🔔 日米ともに3段目の"本気買い"を実施中
- 米国株
- 生活:買い → 約定
- 防衛:買い → 約定
- ETF :買い → 約定
- 日本株
- 通信:買い → 約定
- 保険:買い → 約定
- 生活:買い → 約定
- 公益:買い → 約定
- 機械:買い → 約定
Memo
📎 今週の購入銘柄一覧
📍 チキンハート(CH)の本気買い目安
💬 勝負の3段目を投入
3段目までの計画予算(70%)に対し、結果7-8%予算オーバーしてしまいましたが、お目当てとしていたアメリカの生活必需品セクターの主力を購入できたので良しとします。
これで3段目の"本気買い"もほぼ終了、あとは襲って来るかもしれない最後の4段目(42%下落)まで嵐が過ぎるのをじっと耐えたいと思います。
ここからは一層の"選択と集中"で迎え撃たなくてはいけませんが、いざ4段目が来たら恐くて"本気買い"は出来ないかなぁ。。。なんてすこし弱気くんが顔をみせはじめています。
アメリカの生活必需品セクターの主力に売りが回ってきたので、一旦反発して落ち着いてくれないかなと期待もしているのですが、そううまくはいかないでしょうか。
にしてもこの悲観相場の3段目までわずか三週とは・・・早かった。。。
3段目までの計画予算(70%)に対し、結果7-8%予算オーバーしてしまいましたが、お目当てとしていたアメリカの生活必需品セクターの主力を購入できたので良しとします。
これで3段目の"本気買い"もほぼ終了、あとは襲って来るかもしれない最後の4段目(42%下落)まで嵐が過ぎるのをじっと耐えたいと思います。
ここからは一層の"選択と集中"で迎え撃たなくてはいけませんが、いざ4段目が来たら恐くて"本気買い"は出来ないかなぁ。。。なんてすこし弱気くんが顔をみせはじめています。
アメリカの生活必需品セクターの主力に売りが回ってきたので、一旦反発して落ち着いてくれないかなと期待もしているのですが、そううまくはいかないでしょうか。
にしてもこの悲観相場の3段目までわずか三週とは・・・早かった。。。
(投資は自己責任で)
来週の注目
- 為替の警戒モード [💣💣]
- 原油の警戒モード [💣💣💣]
- 金(Gold)の警戒モード [💣💣]
💬 引き続き原油を中心に注目しています。原油が流れを決めると思う。
- イベント
- 注目イベントが目白押しです。
- 米国企業の主な決算発表予定
- 2月実績を含むゼネラル・ミルズ(GIS)とフェデックス(FDX)の決算発表に注目
- 日本企業の主な決算発表予定
- 特になし
※赤文字はわたしが注目するイベント
※予定はご自身でも確認してくださいね。
というわけで、それぞれの投資生活がうまくいきますように。
LINK
世界のマーケット情報
➤世界の株価と日経平均先物 (nikkei225jp.com)
➤株式マーケットデータ (stock-marketdata.com)
米国株のパフォーマンス
➤FINVIZ.com
➤世界の株価と日経平均先物 (nikkei225jp.com)
➤株式マーケットデータ (stock-marketdata.com)
米国株のパフォーマンス
➤FINVIZ.com
Danke schön und Auf Wiedersehen / Thanks and See you
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