3/16 NYダウはまたまたCB発動、-2,997.10と史上最大の下げ幅、VIX=82.69を記録しました。
各国中銀の懸命な緊急緩和策もむなしく、引け際になんと-3000を超える場面もありました。
目 次
何をやっても火に油、投機家に餌をまいているだけ
3/16 東京マーケット前にFRBが1%の緊急利下げを発表しました。
この結果、とうとうアメリカもゼロ金利(0.00-0.25%)に突入しました。
G7の緊急会合、日銀も大幅なETF購入を発表するなど、各国中銀が懸命な緊急緩和策を打ち出すもマーケットの悲観はとまりません。
やらなければ「策が無い」と批判され、やれば「そんなに悪いのか」と悲観される始末。
そもそも"利下げ"なんてものはその背景を考えれば決して好材料ではないので、度はあるにせよ株価が下がるのは当たり前のことなのでしょう。
今の状況では何をやっても火に油、投機家に餌をまいているだけかもしれません。
気が付けば、ここにもそこにもあそこにも、バッタの大群のように投機家が傍若無人に食い散らかして暴れまくっています。
彼らが過ぎ去った後にはいつも荒野が広がっています。
(本当の起きている中東のバッタ大発生も大問題になりつつありますが。。。)
🌷 でも、そこには必ず良い種が落ちていると思うの。
背後から大砲をぶっぱなしている輩がいる
世界中がコロナウイルスとの戦いに向かう中、背後から大砲をぶっぱなしている輩が若干二人ほどいますよね。
"原油"という大砲で無差別攻撃しているロシアとサウジのことです。
内政問題なのか外交上の策略なのか、彼らは一体どこに向かって大砲を撃っているのだろうか?
わたしの持っている石油株ちゃんも悲惨な状況で、いい加減やめてくれないかなと呆れる反面、相手が嫌がることをやる、それが外交なのでしょう。
この二国はまだコロナウイルスの感染被害が少ないんですよね。
特にロシアについては人口規模の割に被害が少ないです。どうしてだろう?(変なこと考えてしまう。。。)
ここに来て中国が今回のウイルス発生源は中国ではないかもしれないと発生源捜しを始めています。
きな臭いことに発展しなければいいけど。。。
歴史上ないことが起きるとしたらそれは空前絶後の巻き戻しバブル?
📈 NYダウ:10年チャート
NYダウはあっという間に高値から30%下落しました。
わずか三週間というスピード暴落です。
理屈に適わない"上げのバブル"があるなら、"下げの逆バブル"もあると理解するしかないですね。
感覚的にはまだまだと思いながら、VIXは82.69とリーマンショック時の最高89.53に迫りました。
過去の歴史的暴落とちょっと違うのは、みんなが言うように金融や物理的な破壊がないこと。
ここ数日で騒がれ始めた航空会社の大量破綻でも連発しない限りは、リーマンショックのような金融危機連鎖には繋がらないと思う。
また、東日本大震災では行方不明者も含めて犠牲者は2万人規模、解決手段が見えず途方に暮れた原発のメルトダウン事故、復興まで予想もできないほどの物理的な破壊がありました。(当時の無能政権が重なっていたこともさらに不幸でしたが・・・)
今回のコロナウイルス被害がどこまで拡大してしまうのかその不安はもちろんありますが、東日本大震災のあの壊滅的な被害状況と原発事故による不安と失望感を上回るものとは思えない。
何より、物理的な破壊がないことから、根本的な問題の収束が見えたら、今まで経験したことがないような空前絶後の"巻き戻しバブル"が来るような予感もします。
もし、歴史上ないことが起きるとしたらそっちの方じゃないかな。
今は評価されない"利下げ"の答もその時にわかるのではないでしょうか。
売り方の人たちは、"買い戻したくても買い戻せない" そんな暴騰恐怖相場にくれぐれもご注意くださいませ。
(投資は自己責任で)
というわけで、コロナを治すのは人、マーケットを治すのも人
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Danke schön und Auf Wiedersehen / Thanks and See you
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