2020-05-22

アマダ(6113)のQ4.2020-03決算発表:悲しい減配・・・

Grüß Gott / Hello

5/20(TYO-AMC) アマダ(6113)がQ4.2020-03の決算を発表しました。

減収減益の着地に加え来期も業績悪化のガイダンス、苦渋の大幅減配へ

  目 次



  アマダ(6113)のQ4.2020-03決算発表


📌 Q4/Full.2020-03
Q4.2020-03実績前年
億/円増減億/円
売上917-10.45%1,024
営業利益96-36.00%150
最終利益54-53.85%117

Full.2020-03実績前年対市場予測
億/円増減億/円Surprise市場
売上3,201-5.32%3,381Beat0.50%3,185
営業利益346-23.28%451
最終利益233-30.03%333Miss-15.6%276
EPS65.91-27.97%91.5Miss-10.7%73.84
- Q4業績悪化,通期減収減益
- COVID-19の影響直撃で工作機械の受注減

📌 Full.2021-03 Guidance
Full.202103会社予測前年予測
Guidance億/円前年比億/円
売上2,250-29.71%3,500
営業利益60-82.66%470
最終利益30-87.12%335
EPS8.63-86.91%93.94
配当30-37.50%48
- 来期ガイダンスを提示するも辛うじて黒字確保の予測
- 下期以降に業績回復を想定
- 11年ぶりの大幅減配48→30円(-37.50%)

-発表後の株価は最大-4.02%,終値-3.51%の下落

🔔 明るい話題をさがす。。。
- Q4:国内と中国,欧米は予測を上回る
- ファイバーレーザは売上増(+6%)

  📚 情報元:アマダ - 株主・投資家の皆さまへ
      ➤2020年3月期本決算


  業績と株主還元


📍 売上と営業利益


📍 配当推移

 
  • 配当利回り
    - 5年間平均:3.90%
    - 配当落日の最高:5.50%
    - 配当落日の最低:3.25%
  • 増配率
    - 2020-2021:-37.50%
    - 5年間平均:-1.32%
  • 連続増配
    - 2021-03予定どおりなら11年ぶりの減配
- 5年分の平均二桁増配が吹き飛んだ形


💬 わたしの思うところ

COVID-19による甚大な影響は避けられないとしても、いざ減配のニュースを知らされるとやっぱりショックでした。。。

来期のEPS予測が 8.63 ですから無配でも仕方のないところですが、利益剰余金を取り崩しての配当性向350%=30円を株主還元意思の表れと受け止めるべきでしょうか。

心配なのは、来期最終益が90%近い減益予測なので最悪を想定しているのかと思いきや、下期にCOVID-19収束&経済回復を見込んだ数字とのことで、収束がさらに長引くなら赤字転落もありえるということになります。

応援したい良い会社だとは思いますが、減配という現実が出たわけですから、投資としてはシビアに対応していかなければいけないと思っています。

(投資は自己責任で)



というわけで、わたし的にはこの決算シーズンで一番悲しい決算発表でした。。。

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Danke schön und Auf Wiedersehen / Thanks and See you

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