Sep.23(BMO) ゼネラル・ミルズ(GIS)がQ1.2021の決算を発表しました。
特需の中でシェア拡大の増収増益、純負債減少で増配を再開しました。
目 次
ゼネラル・ミルズ(GIS):Q1.2021決算発表
📌 Q1,2021
- 特需効果続き増収増益
- 苦戦していた海外事業もシェアを拡大し増収増益確保
- 営業利益20%増,営業利益率19.1%(前年同期17.0%)
📌 Full.2021 Guidance
- 営業利益率は前年レベル(17%)を見込む
- 増配再開:4.08%/Q…Blue Buffalo買収効果と純負債減少を確認
- 発表後の株価は+2.38%~-0.88%の変動,終値-0.37%の下落
📚 情報元:General Mills Inc. - INVESTORS
➤General Mills Reports Strong Fiscal 2021 First-Quarter Results and Announces Dividend Increase
➤General Mills Reports Strong Fiscal 2021 First-Quarter Results and Announces Dividend Increase
過去1年の決算傾向と株価の反応
📈 GIS:株価1年チャート
📍 GIS:過去1年の決算傾向と株価の反応
*Q3.2020~Change(%)はS&P500比
(🔎グラフはクリックすると大きくなります)
- ゼネラル・ミルズ(GIS)にしては今決算のアナリスト予測との乖離が大きい。
業績と株主還元データ
📍 売上と営業利益 |
📍 キャッシュフローと配当性向 | |
📍 配当実績 |
|
わたしの思うところ
まずは、Q1.2018以来となる増配再開がとても嬉しいです。同時に感謝。
会社発表では、Blue Buffaloの大型買収による増収効果と純負債の減少が確認され、当初の想定より早い増配となったようです。
結果としてはCOVID-19の特需効果が大きく寄与していると思われ、COVID-19収束=特需離れ後にこの業績を維持継続できるかが本当の勝負どころになると思います。
海外シェアが拡大したことについては、同社の続けてきた堅実な経営と強いブランド力がこのパンデミック下で評価されたものと思います。
ひとつ気になったのは、ゼネラル・ミルズ(GIS)の今決算(EPS)はアナリスト予測との乖離が27%と拡大しており、これはかなり気になるレベルです。
生活必需品セクターの決算はこれまで他セクターほどアナリスト予測と乖離していなかったのですが、アナリストたちが見込むCOVID-19の収束状況、それを反映しているだろう株価が実際の企業決算と致命的なズレを生じているかもしれないです。
ちなみに前日に決算を発表した小売セクターのナイキ(NKE:6-8月期)はアナリスト予測と102%の乖離が出るなど、依然生活必需品セクターをはるかに超えるズレが生じたままです。
短期的な話になるけど、アナリストたちがCOVID-19の影響を読み切れていない現状のマーケットでは決算前にアナリスト予測の裏を狙うのも面白いかもしれません。
(投資は自己責任で)
💸 投資計画
ゼネラル・ミルズ(GIS)はわたしのポートフォリオのコア銘柄です。
増配がストップしてからはしばらく買い増しを控えていましたが、今回増配を再開したことで、株価が調整する局面があればまた買い増ししようかなと思っています。
ゼネラル・ミルズ(GIS)はわたしのポートフォリオのコア銘柄です。
増配がストップしてからはしばらく買い増しを控えていましたが、今回増配を再開したことで、株価が調整する局面があればまた買い増ししようかなと思っています。
というわけで、ゼネラル・ミルズ(GIS)さんの配当再開に元気をもらいました。
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Danke schön und Auf Wiedersehen / Thanks and See you
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