Apr.29(LON-BMO) ユニリーバ(UL)がQ1.2021の決算を発表しました。
マーケット予測を上回る決算と増収増益のガイダンスを提示、自社株買いも発表し株価は素直に反応しました。
目 次
ユニリーバ(UL):Q1.2021決算発表
📌 Q1.2021
* UVG=Underlying volume growth (売上量)
* UPG=Underlying price growth
- USG=5.7%成長,マーケット予測を大幅に上回る,CEOは"good start"と強調
- Foods & Refreshment, Home Careが好調
- eCommerceはUSG=66%成長
- 地域別ではアジア(+9.9%),南米(7.2%)と好調,欧州のみ-2.3%と苦戦続く
📌 Full.2021 Guidance
- €ベースで配当維持,€0.4268/Q
- €3Bの自社株買いを発表
- 発表後の株価は最大+4.12%,終値+3.75%と上昇
📈 UL:株価1年チャート
業績と株主還元
🔔 データは€ベースのUNA.AS
(🔎 グラフはクリックすると大きくなります)
📍 売上と営業利益 |
📍 キャッシュフローと配当性向 | |
📍 配当実績 |
|
わたしの思うところ
最近のポンド高の状況で為替非調整では前年比、さらに前々年比でも減収です。
マーケット予測が抑えられたのはこのポンド高を意識してのものだったと思われますが、ユニリーバ(UL)さんが発表する緻密なUSG(Underlying sales growth)が決算好感につながっているのでしょう。
日本企業の決算発表もこの辺のテクニックは見習ってほしいものです。
(アナリストなんて所詮出された数字しか見ないし記事にしないんだから・・・)
欧州の回復が遅い一方で、中国やインドを中心としたアジアが回復、特にインドはパンデミックの最中でありながら強いです。
生活必需品セクター全般に同じ傾向が見られます。
Q4.2020決算で嫌気された株価は素直に巻き返してきましたが、そろそろ2019年9月につけた最高値($64.84)を狙ってほしいですね。
💸 投資計画
昨年3月のコロナショックはもちろんですが、機会があるたび買い増しています。
気がつくと外国株では、ゼネラル・ミルズ(GIS)、キンバリー・クラーク(KMB)を抜き、ジョンソン・エンド・ジョンソン(JNJ)に次ぐ保有率になりました。
昨年3月のコロナショックはもちろんですが、機会があるたび買い増しています。
気がつくと外国株では、ゼネラル・ミルズ(GIS)、キンバリー・クラーク(KMB)を抜き、ジョンソン・エンド・ジョンソン(JNJ)に次ぐ保有率になりました。
(投資は自己責任で)
というわけで、ユニリーバ(UL)の決算好感にとりあえず気分上々です。
LINK
➤Unilever PLC - Investor Relations
➤Morningstar - Stock - Unilever PLC ADR (UL)
➤Morningstar - Stock - Unilever NV (UNA.AS)
➤Morningstar - Stock - Unilever PLC ADR (UL)
➤Morningstar - Stock - Unilever NV (UNA.AS)
Danke schön und Auf Wiedersehen / Thanks and See you
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