日本企業の2021年3月期の決算発表もほぼ終了しました。
日経225採用銘柄の気になる配当動向をチェックしてみました。
目 次
日経225採用銘柄の配当データを更新
まずは配当データ更新のお知らせです。
データ
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📝 日経225採用銘柄の配当データ
(Japan NIKKEI225 Dividend Data)
・連続増配年数
・減配をしていない年数
・来期予測/1/3/5/10/20年間の平均増配率
・1/3/5/10/20年間の平均利回り
(Updated 21.May.2021)
(Last Updated 28.May.2021)
📝 日経225採用銘柄の配当データ
(Japan NIKKEI225 Dividend Data)
・連続増配年数
・減配をしていない年数
・来期予測/1/3/5/10/20年間の平均増配率
・1/3/5/10/20年間の平均利回り
(Updated 21.May.2021)
(Last Updated 28.May.2021)
今回は電力・ガス、関連工事を手掛ける公益銘柄もリストに追加しました。
Last Updated 28.May.2021 : 最新取得情報の反映と株主還元の高い食品銘柄を追加しました。
📍 減配していない年数を修正(28.May.2021)
配当動向(2020-2021)
📌 日経225採用全銘柄の配当動向実績(2020-2021)
(🔎 グラフはクリックすると大きくなります)
COVID-19パンデミックで経済活動が制限された中で、日経225のおよそ3社に1社にあたる34.7%が減配or無配に陥りました。
参考までにS&P500では29%が減配or無配(減配=11%、無配=18%)です。
アメリカの場合はアマゾン(AMZN)やアルファベット(GOOG)などを筆頭に"無配"を貫く企業が多いのも特徴です。
無配ならそもそも減配は発生しないですから、これが全体の減配発生率の差に影響しているのかもしれませんね。
話を日経225に戻して、10年以上減配していない配当実績のある銘柄に絞ってみると・・・
📌 日経225採用中10年以上減配していない銘柄の配当動向(2020-2021)
すこし改善して27%が減配となり、無配に転落した企業はありませんでした。
また、年度途中まで減配を予定しながら、期末一転して逆転増配or配当維持=据置と頑張った企業が7社ありました。
📌 前期減配予定から一転増配or据置した銘柄
年度の後半に好かった素材系、海運が目に留まります。
配当動向予測(2021-2022)
さて、気になる次期配当動向です。
📌 日経225採用全銘柄の配当動向予測(2021-2022)
(🔎 グラフはクリックすると大きくなります)
10年以上減配していない配当実績のある銘柄に絞ってみると・・・
📌 日経225採用中10年以上減配していない銘柄の配当動向予測(2021-2022)
いずれも90%を超える企業が増配or据置を予定しています。
次期も悲しい減配を予定しているのは5社、10年以上減配していなかった企業では1社、これはあのJT(2914:12期末)です。
📌 次期減配予定の銘柄
JT(2914)は次期(2021-12期)から配当性向を重視する方針に転換、将来的には配当性向75%を目安にするそうです。
幸いQ1.2021-12はEPS=64.13と通年ガイダンスの135.30を上回る進捗ペースで改善しています。Q2以降によっては上乗せ増配で配当維持・・・なんて淡く期待したいところですね。
配当動向から魅力的な銘柄を探す
📌 10年以上連続増配を維持する銘柄から
見事に業績安定の配当銘柄がピックアップされます。
インカム投資を目指して色々銘柄検索を試みても、有事があればあるほど結局はこういった銘柄に行き着くわけですね。
📌 前期減配から1年で前々期配当額に戻す銘柄
前期減配まで10年以上減配していなかった、いすゞ自動車(7202)、三菱地所(8802)は頑張りました。
(投資は自己責任で)
というわけで、チキンハート(CH)はこれからもインカム重視でいきます。
LINK
日本株の配当データがわかるサイト
➤IR BANK (irbank.net)
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