Oct.21(BMO) ユニリーバ(UL)がQ3.2021の決算を発表しました。
マーケット予測を上回る増収を好感もインフレ加速による影響を警戒。
Q2に続いてちょっとすっきりしない決算でした。
目 次
ユニリーバ(UL):Q3.2021決算発表
📌 Q3.2021
* UVG=Underlying volume growth (売上量)
* UPG=Underlying price growth
- マーケット予測を上回る増収(前々年比でも増収)
- Q3単独の売上量が全地域全事業で減少
- インフレ加速に対し迅速な価格設定で対応
💣 インフレ下で消費者の低価格ブランドシフトによるシェア変化を警戒
📌 Full.2021 Guidance
- 自社株買い(€3B)は予定どおり実施の見込み
- 発表後の株価(UL)は最大+1.42%,終値+1.10%と上昇
過去1年の決算傾向と株価の動き
📈 UL:株価1年チャート
📍 UL:過去1年の決算傾向と株価の動き
* Change(%)はS%P500比
業績と株主還元データ
🔔 データは€ベースのUNA.AS
(🔎 グラフはクリックすると大きくなります)
📍 売上と営業利益 |
📍 キャッシュフローと配当性向 | |
📍 配当実績 |
|
わたしの思うところ
迅速なインフレ対策によるQ3増収確保と通期目標の維持でここは好感されたものの、昨年Q2.2020を下回る売上量減は気になるところです。
会社側は「東南アジアを中心とするロックダウンの影響」を主要因としていますが、売上量減は全地域全事業に及んでいます。
(一昨日に増収減益の決算発表をしたプロクター・アンド・ギャンブル(PG)には売上量減の現象は起きていなかったのですが・・・)
インフレ下での増収確保の手腕は評価するものの、ちょっと不安の残る決算でした。
なので、今後の短期的な株価の動きについては下落要因が潜んでいるかと思います。
(投資は自己責任で)
💸 投資計画
米国株ではジョンソン・エンド・ジョンソン(JNJ)に次ぐ保有比率です。
ここ半年ばかり株価は冴えない展開ですが、魅力的な利回りに来ればどんどん買い増していこうと思っています。
もちろん、インカム期待の長期保有です。
米国株ではジョンソン・エンド・ジョンソン(JNJ)に次ぐ保有比率です。
ここ半年ばかり株価は冴えない展開ですが、魅力的な利回りに来ればどんどん買い増していこうと思っています。
もちろん、インカム期待の長期保有です。
というわけで、ユニリーバ(UL)さんの微妙な決算でしたが、逆に買い場が来ることを期待したいです。
LINK
➤Unilever PLC - Investor Relations
➤Morningstar - Stock - Unilever PLC ADR (UL)
➤Morningstar - Stock - Unilever NV (UNA.AS)
➤Morningstar - Stock - Unilever PLC ADR (UL)
➤Morningstar - Stock - Unilever NV (UNA.AS)
Danke schön und Auf Wiedersehen / Thanks and See you
0 件のコメント:
コメントを投稿