Apr.28(BMO) ユニリーバ(UL)がQ1.2022の決算を発表しました。
価格引き上げ効果で売上は増。€ベースの定期増配は見送り。
目 次
ユニリーバ(UL):Q1.2022決算発表
📌 Q1.2022
* UVG=Underlying volume growth (売上量)
* UPG=Underlying price growth
- 全事業全地域でUSG増収…欧州はとんとん
- UPGがUSGを上回る
- UVGは3四半期連続のマイナス
📌 Full.2022 Guidance
- 自社株買い:€3B(2年間計画)中€750Mを実施
- Q1配当:€ベース据え置き(€0.4268)
- 発表後の株価は最大+3.12%,終値+2.94%の上昇
過去1年の株価の動き
📈 UL:株価1年チャート
業績と株主還元データ
🔔 データは€ベースのUNA.AS
(🔎 グラフはクリックすると大きくなります)
📍 売上と営業利益 |
📍 キャッシュフローと配当性向 | |
📍 配当実績 |
|
わたしの思うところ
ウクライナ戦争に揺れる欧州生活必需品企業=ユニリーバ(UL)の注目決算でした。
価格引き上げ効果で売上増を確保しましたが、やはりコスト高の懸念は強くQ2以降の不透明感が強いようです。
€ベースの定期増配を見送り据え置いたことがこのことを象徴していると思います。
発表後の株価は堅調でしたが、ウクライナ戦争が始まってからは冴えない株価の動きが続いています。
💸 投資計画
海外株式では保有比率第3位のコア銘柄です。
今後も4%超の配当利回りを目安に定期的に買い増しを予定していますが、アメリカの利上げ局面から為替(ユーロ$)も考慮して微調整する必要はありますね。
海外株式では保有比率第3位のコア銘柄です。
今後も4%超の配当利回りを目安に定期的に買い増しを予定していますが、アメリカの利上げ局面から為替(ユーロ$)も考慮して微調整する必要はありますね。
(投資は自己責任で)
グラクソ・スミスクライン(GSK)のこと
ユニリーバ(UL)は1月にグラクソ・スミスクライン(GSK)のコンシューマ部門を買収しようとしましたが拒否られました。
そのグラクソ・スミスクライン(GSK)はコンシューマ部門のスピンオフを計画しているので、 スピンオフによる分配がユニリーバ(UL)からの買収提案額を上回らないとGSK株主は納得しないでしょうね。
なぜこんなことに触れるかというと、わたし自身が両社の株主だからです。
グラクソ・スミスクライン(GSK)のことは別の機会に。。。
というわけで、Q1配当据え置きはちょっと残念。Q2以降の増配に期待します。
LINK
➤Unilever PLC - Investor Relations
➤Morningstar - Stock - Unilever PLC ADR (UL)
➤Morningstar - Stock - Unilever NV (UNA.AS)
➤Morningstar - Stock - Unilever PLC ADR (UL)
➤Morningstar - Stock - Unilever NV (UNA.AS)
Danke schön und Auf Wiedersehen / Thanks and See you
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