バークシャー・ハサウェイ(BRK)の最新ポートフォリオ(Q1.2022)が発表されました。
石油メジャーのシェブロン(CVX)を大量購入、コカコーラ(KO)を上回る保有比率まで買い進めました。
目 次
バークシャー・ハサウェイ(BRK):Q1.2022売買記録
📌 Q1.2022 - Buy
📌 Q1.2022 - Sell
シェブロン(CVX)を大量購入
ここ数年目立った動きがなかったバークシャー(BRK)がついに動きました。
石油メジャー=シェブロン(CVX)の大量購入です。
同社株についてはQ3.2020からちょぼちょぼ売り買いしているようですが、ここにきての大量購入はバフェットさんご本人の Go が出たのでしょう。
ポートフォリオ比率では 7.13% に達し、あのコカコーラ(KO:6.82%)を一気に上回りました。(ちょっとびっくり)
2018年のアップル(AAPL)購入以来の大規模な動きと言ってよいと思います。
📌 シェブロン(CVX)の売買
📈 CVX:株価1年チャート
他にもオキシデンシャル・ペトロリウム(OXY)を新規で購入するなど、"脱炭素"の流れに逆らうかのように石油株の購入に走っています。
SDG/ESGを安易に推奨してきたアナリストたちにとっては苦虫を噛む結果でしょう。
余談
考えてみれば、石炭から石油にシフトしたエネルギー需要の変化でも結局のところ石炭の産出量は現在もなお上昇しているわけです。
将来再生可能エネルギーが主となっても結局石炭や石油の産出量も上昇していると考えておかしくはない。
ましてや技術革新によって"カーボンニュートラル"より"カーボンリサイクル"が重要視されれば"脱炭素"の根本的なアプローチも変わってくるように想像します。
再生可能エネルギーはCO2を出さないだけで、今あるCO2を減らすわけではないのだから。
森林や緑地を伐採して太陽光パネルなんて違和感しか感じない。
地球史的には今あるCO2を減らすことなく気温だけ下げてしまったら、却って酷い結果になると思うのですけど。。。
将来再生可能エネルギーが主となっても結局石炭や石油の産出量も上昇していると考えておかしくはない。
ましてや技術革新によって"カーボンニュートラル"より"カーボンリサイクル"が重要視されれば"脱炭素"の根本的なアプローチも変わってくるように想像します。
再生可能エネルギーはCO2を出さないだけで、今あるCO2を減らすわけではないのだから。
森林や緑地を伐採して太陽光パネルなんて違和感しか感じない。
地球史的には今あるCO2を減らすことなく気温だけ下げてしまったら、却って酷い結果になると思うのですけど。。。
ハイテクと通信コミュニケーション
エネルギー株以外では、何気にアップル(AAPL)を微妙に買い増しています。
あと、HP(HPQ)を新規で結構な量購入しており、ハイテク株については必ずしもNasdaqトレンドのような悲観はしていないようです。
アップル(AAPL)のホルダーにとっては心強い動きですね。
"売り"の方に目をやると、ベライゾン(VZ)をほぼすべて売却しています。
一方でATVI,PARA,FWONKなどメディア関連株を複数購入しており、通信コミュニケーションについてはセクター一律の動きではないように見えます。
コカコーラ(KO)とアメックス(AXP)
📊 Berkshire Hathaway' Portfolio
* CVXを追加
(🔎 グラフはクリックすると大きくなります)
コカコーラ(KO)とアメリカン・エクスプレス(AXP)については不動ですが、コカコーラ(KO)は保有率でシェブロン(CVX)に抜かれてしまいました。
微妙に買い増したアップル(AAPL)ですが株価の下落で比率は下げています。
というわけで、ついに動いたバークシャー(BRK)でした。
LINK
Danke schön und Auf Wiedersehen / Thanks and See you
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