資生堂(4911)のQ2.2022-12決算発表：通期大幅下方修正

Grüß Gott / Hello

Aug.10(TYO-AMC) 資生堂(4911)がQ2.2022-12の決算を発表しました。

国内と中国で苦戦,通期利益予測を大幅に下方修正しました。

  目 次

• 資生堂(4911)：Q2.2022-12決算発表
• 業績と株主還元データ
• わたしの思うところ

  資生堂(4911)：Q2.2022-12決算発表

📌 Q2.2022-12

H1.2022-12	実績	前年H1.2021-12比
(累計6M)	億/円	増減	億/円
売上	4,933	-0.40%	4,953
営業利益	169		-211
最終利益	162		-281
EPS	40.67		-70.38

Q2.2022-12	実績	前年Q2.2021-12比
(単独3M)	億/円	増減	億/円
売上	2,593	0.35%	2,584
営業利益	126		-147
最終利益	119		-170
EPS	29.66		-42.50

Q1.2022-12	実績	前年Q1..2021-12比
(単独3M)	億/円	増減	億/円
売上	2,340	-1.22%	2,369
営業利益	43		-64
最終利益	43		-111
EPS	11.01		-27.88

* Q2(3M)=H1-Q1で算出
- 売上:横ばい,Q2単独は増収
- 前年赤字から黒転,コア営業利益は減益(-23.9%)
- 国内と中国で減益

📌 Full.2022-12 Guidance

Full.2022-12	会社予測		前回予測		対市場予測
Guidance	億/円	前年比		億/円		Surprise	市場
売上	10,700	3.37%	down	10,750	Met	3.78%	10,358
営業利益	400	-3.61%	down	620
最終利益	255	-39.86%	down	440	Miss	18.92%	370
EPS	63.83	-39.92%	down	110.13	Miss	18.65%	92.82

* 為替予測:$1=128円
- 通期ガイダンスをすべて下方修正
- 原材料価格の高騰,事業譲渡に伴う減損損失
- 国内:2019年レベルへの回復は見込めず
- 中国:ロックダウン影響
- アジア,欧米は回復見込む

  📚 情報元：資生堂 - 投資家情報
      ➤2022年度(2022年12月期)- 第2四半期(2022年1月1日～6月30日)

- 発表後のADR株価は最大-3.55%,終値-3.13%と下落

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  ➤資生堂(4911)のQ4.2021-12決算発表：来期記念配当に株価反応？

  業績と株主還元データ

（🔎 グラフはクリックすると大きくなります）

📍 売上と営業利益		📍 キャッシュフローと配当性向
📍 配当実績		配当利回り - 5年間平均：0.65% - 配当落日の最高：0.77% - 配当落日の最低：0.50% 増配率 - 2020-2021：0.00% (予定) - 5年間平均：17.73% 自社株買い - 2020：0.12億 - 5年間平均：5億 * 記念配当は除外して計算

  わたしの思うところ

苦戦しているようです。

国内,中国での事業環境が改善するまではこの状況は仕方がないでしょう。

この逆境期間を抜けるまでは赤字にならなければいいと思った方が良さそうです。

💸 投資計画
インカム投資目的では明らかに対象外なのですけど、ずっと持っているので決算にはいつも注目しています。

パンデミック前は株価10000で株式分割の予測もありましたがちょっと遠のきましたね。

（投資は自己責任で）

というわけで、過度な期待はせずのんびり待ちましょう。

LINK

  ➤資生堂 - 投資家情報
  ➤日本経済新聞 - 資生堂

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