Aug.03(TYO-AMC) 花王(4452)がQ2.2023-12の決算を発表しました。
Q1から改善も大方の懸念どおりコア減益。構造改革急務を示す下方修正をマーケットは好感?
目 次
花王(4452):Q2.2023-12算発表
📌 Q2.2023-12
- Q2:コア部分でも減収減益,Q1からは改善
- 構造改革費用=86億計上
📌 Full.2023-12 Guidance
- コア部分では修正なし,配当の修正もなし
メモ
📍 構造改革
- 非効率事業の抜本的戦略見直し・再編
- 人財構造改革推進
- 稼ぐ力>の改革 ↓
- Y25:営業利益=1600億…利益改善効果300億/年
- Y27:過去最高営業利益の更新(Y19=2117億)
- 発表後のADR株価は寄付最大-7.83%急落も終値-0.00%と戻す
- 発表翌日東京前場の株価は最大+4.76%,前場終値+4.65%の上昇
業績と株主還元データ
(🔎 グラフはクリックすると大きくなります)
📍 売上と営業利益 |
📍 キャッシュフローと配当性向 | |
* 2023(参):コア部分のみ | ||
📍 配当実績 |
|
わたしの思うところ
大幅下方修正に時間外とADRは-8%レベルの暴落となりましたが、要因となった"構造改革"が間をおいて評価されたのか急反発。
明けた東京前場は売り方の慌てた買い戻しもあったのか逆に4%を超える急騰となりました。
ちょっとびっくりです・・・
しっかり押さえておかなければいけないのは、コア部分でもQ2前年比-30%の減益であるということ。
コア通年のEPS目標(=189.30円)をクリアするにはQ3/Q4を平均65円以上を叩き出さないといけません。
過去最高益だったY19にはQ3/Q4のEPS≒90~100円を記録しているので決して不可能な数字ではありませんが、インフレ懸念が再び高まる中でこの急騰評価に値するのかはいささか?です。
下期に向けて構造改革の具体的な対策とその進捗と効果が問われる正念場を迎えそうです。
💸 投資計画
短期的、もっと言えば中期的になんだかんだあっても個人的には引き続き"Buy&Hold"
どんな会社でも長期的な波が必ずあるから。
逆に言えばY20以降は"仕込み時"とも思っています。
ただ、過剰に買い進めるのではなく間隔と利回りを目安に段階的に購入していきたいです。
最終的にポートフォリオにどの程度花王(4452)のパズルを当てはめるかです。
短期的、もっと言えば中期的になんだかんだあっても個人的には引き続き"Buy&Hold"
どんな会社でも長期的な波が必ずあるから。
逆に言えばY20以降は"仕込み時"とも思っています。
ただ、過剰に買い進めるのではなく間隔と利回りを目安に段階的に購入していきたいです。
最終的にポートフォリオにどの程度花王(4452)のパズルを当てはめるかです。
(投資は自己責任で)
というわけで、構造改革の効果を望む一方でそこそこの"仕込み時"を待ちたい花王(4452)さんです。
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Danke schön und Auf Wiedersehen / Thanks and See you
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