Jan.24(BMO) キンバリー・クラーク(KMB)がQ4.2023の決算を発表しました。
52期連続となる増配(+3.39%/Q)を発表。Q3上方修正した会社予測をクリアするも市場は物足りないと嫌気。
目 次
キンバリー・クラーク(KMB):Q4.2023決算発表
📌 Q4.2023 / Full.2023
- Q4:売上量=-2%減(Q1=-5%減,Q2=-3%減,Q3=-1%減)
- 通期:増収増益(Q3上方修正の会社予測をクリア)
- 売上本源:Q4+3%,通期+5%
- 営業利益率:Q4=13.5%(前年=14.3%),通期=14.5%(前年13.0%)
📌 Full.2024 Guidance
- 52期連続となる増配(+3.39%/Q)を発表
📚 情報元:Kimberly-Clark - Investors
➤Kimberly-Clark Announces Full-Year 2023 Results And 2024 Outlook
➤Events & Presentations Upcoming Events - Archived Events
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- 発表後の株価は最大-6.10%,終値-5.53%の急落
過去1年の決算傾向と株価の動き
📈 KMB:株価1年チャート
📍 KMB:過去1年の決算傾向と株価の動き
(🔎 グラフはクリックすると大きくなります)
* Change(%)はS%P500比
業績と株主還元データ
📍 売上と営業利益 |
📍 キャッシュフローと配当性向 | |
📍 配当実績 |
|
わたしの思うところ
まずは52期連続の増配に感謝です。
増配率も+3.39%/Qと昨年の+1.72%/Qから改善、ほぼ5年平均(+3.45%)レベルに戻してくれて頼もしい限りです。
Y23期業績はQ1からQ2,Q3と連続上方修正し通期でこれらをクリアしました。
しかし、決算好感となったのはQ2のみで他期は発表後に必ず売られています。
このQ4に至っては-5%を超える売り浴びせに遭いました。
ちなみに売り理由は「利益が物足りない」だそうですが、会社予測をクリアしているのですから、市場が勝手に強気予想をしていただけということになります。
実際、生活必需品セクターに過度な増益を求める方が愚か、いささか最初から"売り"を決めて待ち構えていたのが真相ではないでしょうか。
💸 投資計画
個人的にはこういう生活必需品銘柄は大好きです。
お肌に塗るものでもなければお口に入れるものでもないし、よくわからない化学薬品でもないので安心感があります。
過去の最高利回りを目安に機会があればこれからも買い増しを検討します。
個人的にはこういう生活必需品銘柄は大好きです。
お肌に塗るものでもなければお口に入れるものでもないし、よくわからない化学薬品でもないので安心感があります。
過去の最高利回りを目安に機会があればこれからも買い増しを検討します。
にしてもここまでの決算シーズンを見ると、内容以上に株価が上に下に過剰に反応しているように思います。
ハイテクは違う動きをするかもしれないですが、これから続く決算発表の参考にしたいところです。
必要以上に下振れする銘柄は狙ってみたい気も起きますが、あくまで利回りが基準と自分に言い聞かせています。
(投資は自己責任で)
というわけで、配当王の常連になりつつあるキンバリー・クラーク(KMB)さんの決算発表でした。
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Danke schön und Auf Wiedersehen / Thanks and See you
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