2019-05-29

トランプ大統領の訪日を終えて想うこと

Grüß Gott / Hello

5/25~28のトランプ大統領の訪日で、思いのほか日本での歓迎ムードに戸惑ったジャーナリストが多かったようです。

羅針盤が狂っているのは自分たちの方だと、まだ気づいていないようです。

  目 次



  トランプ大統領への歓迎ムードに戸惑うジャーナリスト


つつがなく全日程を終えたトランプ大統領の訪日の間、思いのほか日本での歓迎ムードを感じ戸惑ったジャーナリストが多かったようです。

日本人には本音と建前の文化があり、たとえ好意的に思っていない相手に対しても、心からの敬意と笑顔をもっておもてなしをします。

それぞれの本音の部分は測り知りえませんが、少なくとも自身の思想と感情に任せてペンを振るうジャーナリストより日本国民の方が利口だったようです。

このトランプ人気を意外と捉え戸惑うジャーナリストたちを見て、改めて確信することがあります。

  世界情勢を見失うのはいつの時代もジャーナリスト


英国のブレグジット、トランプ大統領の誕生、そして最近ではEU議会選挙の結果と、ジャーナリストたちの予測はことごとく外れています。

また、反対の結果から生じる世の中の、特に経済、マーケットの動きも、彼らの「酷くなる」という予測のとおりには動かないようです。

わたしが思うに、ジャーナリストたちは彼らの思想と感情だけで予測をしているからだと思います。

そして、自分たちの予測が外れると「ポピュリズムの勝利」などと評し、「民衆は愚かである」とでも言いたげです。

ネットもなかった時代は、マスメディアやジャーナリストが世論を動かすこともあったかもしれませんが、インターネットによる情報の多様化と平等化の前に、マスメディアやジャーナリストという職業はもはや「売れない道化師」に没落したように思います。

彼らが扇動できる部分は明らかに狭まったということです。

今にして思えば厳しいようですが、いつの時代も世界情勢を真っ先に見失うのはジャーナリストの方だったのかなと思います。

そして、羅針盤が狂っていることにいつまでも気づかないから質が悪い。

偏差値は高いかもしれないけど、あまり頭の良い人たちではないということなのでしょう。


今、投資において間違いなく心得ておかなければいけないひとつは、マスメディアやジャーナリストの"思い込み報道"に左右されないことだと思います。

  新天皇即位後の表敬訪問は「お遊び」なの?


最後にこのことにも触れておきます。

今回のトランプ大統領訪日の一番の目的は天皇陛下への表敬訪問とのことです。

新天皇即位後の最初の外賓としてアメリカ大統領に声を掛けたのは至極当然のことかと思います。

この訪日を「お遊び」と揶揄したマスメディアもいましたが、天皇陛下への表敬訪問は「お遊び」なの?

アメリカのマスメディアはともかくとして、日本のマスメディアが乗じて報じたなら、天皇陛下に対しても、はるばる会いに来てくれたアメリカ大統領に対してもかなり失礼なことと思いました。

右傾とか左傾とか、ポピュリズムとか、そういう問題ではありません。まず『人として失礼』ということ。

まあ、ジャーナリストたちの無礼さは今に始まったことではないけど・・・

ジャーナリストとパパラッチの違いはペンかカメラの違いだけかと思います。(カメラに嘘は写らないがペンは嘘を写す)



というわけで、AIに任せたい一番の仕事はマスメディアとジャーナリストかな。。。

Danke schön und Auf Wiedersehen / Thanks and See you

0 件のコメント:

コメントを投稿