ティファニー(TIF)のQ2.2019決算発表：買い増しチャンスを逃しちゃったかな。。。

Grüß Gott / Hello

8/28(BMO) ティファニー(TIF)がQ2.2019の決算を発表しました。

全地域で売上減＆マーケット予測を下回るも株価は寄りのマイナスからプラス圏へ切り返しました。

  目 次

• ティファニー(TIF)：Q2.2019決算発表
• 株価の動き
• わたしの投資計画

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• メモ：この日のマーケットから

  ティファニー(TIF)：Q2.2019決算発表

Q2.2019	実績	前年同期比		対市場予測
		増減	前年		Surprise	市場
売上	$1.05B	-2.78%	$1.08B	Miss	-0.94%	$1.06B
EPS	$1.12	-4.27%	$1.17	Beat	＋6.67%	$1.05

- 前年同期比で減収減益, 全地域で減収減益
- 北米,欧州の売上減が各-4%と目立つ, 北米はインバウンド支出の減少と分析
- アジアは中国好調も香港,東京で相殺

Full.2019	会社予測	修正	前回予測	対市場予測
売上	low-single-digit	-	low-single-digit	Met	$4.50B
EPS	low-to-mid-single-digit	-	low-to-mid-single-digit	Met	$4.91

- 通期ガイダンスの修正はなし, マーケット予測の範囲

  📚情報元：Tiffany & Co. - Investor Relations
      ➤Tiffany Reports Second Quarter Results; Management Maintains Full Year Sales and Earnings Outlook

💬 Q1よりは良い決算、同セクターの他社が苦戦する中では強さ際立つ。

🔖 このブログ内の関連記事

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  ➤ティファニー(TIF)のQ1.2019決算：微妙なかんじだけど株価は上昇

  株価の動き

📈 TIF:1年チャート

TradingView提供のTIF相場

- 発表後の株価は寄り-4.92%と下落も切り返して最大+4.74%,終値+3.02%の上昇

📍 TIF:過去1年の決算内容と株価の反応

（●がY19.Q2）

- 強気の予測を出す傾向がありながら確実に実績を出しており、株価の反応も強い。

メモ

ファッションセクターの今四半期決算は二極化
・EL  +16.41%
・RL  -3.72%
・TPR -22.20% (COACH)
・PVH (Aug.28 AMC Earnings)

  わたしの投資計画

ポートフォリオ比率は高くはないですがずっと保有しています。

インカム投資を基本スタンスにはしていますが、数少ないキャピタルゲインを狙う投資対象として、これまでも買い増しと一部利確を繰り返している銘柄です。

ティファニー(TIF)の他にはアメリカン・エキスプレス(AXP)がこれにあたります。

両社とも大好きな企業なので、何が何でもキャピタルゲインを得る目的ではなく、持ち続けても良いと納得できる企業です。


昨夜は決算発表後にティファニー(TIF)の時間外株価がマイナスだったので、買い増しを狙いました。

寄りに大きくマイナスで始まったのでチキンらしく様子を見ていたら、あっという間に切り返されてその後は大きくプラス圏へ上昇してしまいました。

迎えに行く決断をする間もなかったですね。

一日の振り幅としては10%近くあったので、ちょっと悔しいです。。。寄りで思い切って入るべきだったかな～

決算そのものが特別良いからではなく、ティファニー(TIF)にありがちな決算後の反応での上昇だと思うし、年初来安値を更新したことも事実なので、マーケット全体の動きの中でチャンスが来るんじゃないかなと思って待つことにします。

過去5年の増配率が9.14%と高いので、配当利回り3.00%を目安に二段階に分けて買い増しを考えています。

  メモ：この日のマーケットから

《ロンドン》

英国議会は9/9の週～10月13まで議会の閉会を決定しました。

これはブレグジット協議が進まず、「合意なき離脱」へ向かう可能性が高くなることを意味します。

この発表(事前の噂)を受け、ポンド安＆FTSE安に振れましたが、しばらくして反転、結局ポンドは持ち直し、FTSE上昇で終えました。

これからブレグジットをめぐる様々な駆け引きが増えると思いますが、ジャーナリストやメディアの思想掛かった見解と予測は当てにせず、マーケットの答だけを見た方がいいと思います。

わたし自身は英国株の買い場が来れば仕掛けたいと思っています。


《ニューヨーク》

８月に入り、NYの株価は大きく下げた分を一気に取り戻せず、じわじわ取り戻しに行くところでまた大きく下げられるという展開です。

短期的には200日線を支えに75日線で抑えられるというかんじでしょうか。

展開を抜け出すには、出来高の上昇と金の下落(調整)がサインになるように思っています。

2Y/10Yの逆イールドが続き、30Yは最低利回りの米債券は意図的な操作が入りやすく当てにできない状況です。


《東京》

ここ数日の東京はNYに同調せず独立性の高いマーケットとなっています。

これは悪いことではないと思う・・・

共通しているのはどうにも出来高が薄いことでしょうか。

改めて確認してみると、アベノミクス以降の日経はS&P500に勝ってますよね。

この点はもうすこし調べてみたい。


というわけで、買い増しチャンスを逃したなら悔しいけど、ティファニー(TIF)の決算が好感されたことにはホッとしている微妙な心境です。

LINK

  ➤Tiffany & Co. - Investors
  ➤Morningstar - Stocks - Tiffany & Co.

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