バークシャー・ハサウェイ(BRK)のQ3.2019時点の最新ポートフォリオが発表されました。
取り立てて目立った大きな動きはなく、引き続き高いキャッシュポジションを維持していると思われます。
目 次
BRK:最新ポートフォリオ(Q3.2019)の変動
ウォーレン・バフェットさん率いるバークシャー・ハサウェイ(BRK)の最新ポートフォリオが発表されました。
📚 情報元:DATAROMA (dataroma.com) - Superinvestors
➤Warren Buffett - Berkshire Hathaway
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📎 BRK:Q3.2019のポートフォリオ変動分
《購入》
- オキシデンシャル・ペトロリウム(OXY)
エネルギーのOXYは優先株からの取得のようです。 - リストレーション・ハードウェア(RH)
家庭用家具のRHを新たに購入していますが比率は低いので、例のごとくバフェット氏本人ではなく他のファンドマネージャーによるものだと思います。
《売却》
- アップル(AAPL)
一瞬ギョッとしますが比率は微々たるものなので取り立てて話題にする必要もないと思います。
Q4.2018にも他のファンドマネージャーによるキャッシュ調整のための売却があり、今回はその時の1/3にも満たない売却です。 - ウェルズファーゴ(WFC)
ポートフォリオ比率としてはWFC売却が一番大きい動きですが、バークシャー(BRK)はWFCの株主比率を10%以内に抑える方針なので、WFCが自社株買いをした比率分を売却したものと思われます。
WFCは今年ここまで10.62%と過去10年で最大の自社株買いを実施しており、昨年(2018)は7.26%、2017年以前は3%未満です。
💬 不祥事のこともあり株主還元を強めているのかもしれませんね。 - レッドハット(RHT)
個人的には一番行方を注目していましたが、IBMによる買収完了でレッドハット(RHT)株は現金で償還されたようです。
- シリウスXM(SIRI)
- フィリップス66(PSX)
他の売却株はポートフォリオ比率としては小さな動きです。
今後の注目はバンカメ(BAC)
結局、株主比率の関係で売却したウェルズ・ファーゴ(WFC)が一番の動きでしたから、このQ3.2019では大きなアクションはありませんでした。
得意の金融セクターの買い増しも控えたらしく、バフェットさん=バークシャー(BRK)は引き続き高いキャッシュポジションを取っていると思われます。
気になったのは、株主比率を10%に抑える方針のウェルズ・ファーゴ(WFC)に対し、バンカメ(BAC)については10%超を保有できるよう連邦準備制度に許可を求めているとの報道があります。
📰 ニュース元:Bloomberg - News
➤バークシャーがアップルやウェルズF株削減、RH追加-7~9月13F
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これが本当ならバンカメ(BAC)の買い増しがあるかもしれないですね。
(投資は自己責任で)
📈 BAC:株価チャート
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➤DATAROMA
- Warren Buffett - Berkshire Hathaway' Portfolio
➤Bank of America Corp. - Investor Relations
➤Morningstar - Stocks - Bank of America Corp.
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