May.10(TYO-AMC) 花王(4452)がQ1.2023-12の決算を発表しました。
化粧品,ケミカル苦戦。目標据え置きも下方修正懸念膨らみ株価は急落
目 次
花王(4452):Q1.2023-12算発表
📌 Q1.2023-12
- 化粧品,ケミカル苦戦
📌 Full.2023-12 Guidance
- 下期値上げ効果期待
- 発表後のADR株価は最大-6.92%,終値-5.87%の急落
- 発表翌日東証前場の株価は最大-7.32%,終値-5.57%%の急落
業績と株主還元データ
(🔎 グラフはクリックすると大きくなります)
📍 売上と営業利益 |
📍 キャッシュフローと配当性向 | |
📍 配当実績 |
|
わたしの思うところ
アメリカのエスティ・ローダー(EL:発表後株価-17.34%),日本のライオン(4912:発表翌日株価-4.45%)と先行する決算がいずれも期待を裏切る内容だったので、花王(4452)の決算も「やはり。。。」という結果でした。
Q1ということもあり通年ガイダンスの下方修正こそ無かったですが、この進捗では中間での下方修正も覚悟しなくてはいけないでしょうか。
昨年度(Y22-12)のEPS推移はQ1=38.50/Q2=43.67/Q3=41.65/Q4=59.46(FY=183.28)
Q2以降多少の改善は見込めるとしても四半期平均EPS=60を達成していかないと目標には届きません。
ちょっと厳しいですね。
長期的にひとつ楽観的に考えるなら、決算が悪かったのは花王(4452)だけではないということ。
日用品セクター全般が苦戦するサイクルに入っているようです。
ライオン(4912)のQ1前年比は営業利益(-77.5%),最終利益(-80.0%)とも花王(4452)より酷い。
いずれは回復するセクターであることは間違いないですから、後々「あそこが買い場だった」ということもよくある話です。
かつて、プロクター・アンド・ギャンブル(PG)がシェアを奪われ2年ほど株価低迷,増配率も最低を記録したのは記憶に新しいところです。
💸 投資計画
ポイントは配当ですね。これを維持する限りは "Buy&Hold" です。
ちらほら"減配"とかいう煽り声も出てくるでしょうけど、「じゃあ、他に何を買う?」
インカム投資で花王(4452)全切りの判断ならマーケットから引き揚げた方が賢明かも・・・
それと、インカム投資で重要なのは一銘柄の減無配で影響するようなポートフォリオを作らないことだと思います。
花王(4452)一極集中のポートフォリオならそりゃ慎重になりますけどね。
ポイントは配当ですね。これを維持する限りは "Buy&Hold" です。
ちらほら"減配"とかいう煽り声も出てくるでしょうけど、「じゃあ、他に何を買う?」
インカム投資で花王(4452)全切りの判断ならマーケットから引き揚げた方が賢明かも・・・
それと、インカム投資で重要なのは一銘柄の減無配で影響するようなポートフォリオを作らないことだと思います。
花王(4452)一極集中のポートフォリオならそりゃ慎重になりますけどね。
(投資は自己責任で)
今週末(May.12)の資生堂(4911)さんの決算も悪そうかな。。。
というわけで、ちょっと残念だった花王(4452)さんのQ1決算でした。
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Danke schön und Auf Wiedersehen / Thanks and See you
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