8/6(TYO-AMC) 資生堂(4911)がQ2.2020-12の決算を発表しました。
上期は赤字転落、通期も赤字予測を提示、さらに減配発表とネガティブな数字が並び株価は暴落しました。
目 次
資生堂(4911):Q2.2020-12決算発表
📌 Q2.2020-12 / H1.2020-12
- COVID-19特別損益として-156億計上
- 売上は4月をボトムに改善,中国プレステージとeコマースは+成長
📌 Full.2020-12 Guidance
- 中国のみ+成長黒字の見込み,インバウンド回復は見込めず
- 流動性マネジメント(手元流動性,FCFの確保)を強化
- 減配(-33%)…復配姿勢に言及
🔔 WIN2023計画
- 2023の完全復活(営業利益率15%)を目指す
- 課題:収益性向上,NewNormalへの対応
📚 情報元:資生堂 - 投資家情報
➤2020年度(2020年12月期)- 第2四半期(2020年1月1日~6月30日)
➤2020年度(2020年12月期)- 第2四半期(2020年1月1日~6月30日)
- 発表後の株価は最大-10.95%,終値-8.64%の暴落レベル
業績と株主還元
📍 売上と営業利益
- 2015年に12月期末決算になってからは初の売上減
📍 配当実績
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わたしの思うところ
先週発表された花王(4452)の決算で化粧品部門が赤字だったことから、資生堂(4911)の上期赤字転落自体は予測できる範囲だったと思います。
問題は通期の最終益予測がほぼ上期の赤字幅のまま、つまり下期は回復には及ばない"とんとん"ということで、これが株価暴落に繋がったものと見ています。
ちょっと不可解に思ったのは、通期ガイダンスの売上が前年比-15.78%でこの予測は発表前のアナリスト予測と1%の差もありません。
しかし、このガイダンスから逆算すると下期の営業利益は30億ほどしか出せないことになり、営業利益率は1%に劣ります。
売上15%程度の落ち込みで営業利益をすべて失うなんて。。。さすがにありえない。。。つまり、思い切った何かをやるからこの数字のはず。
魚谷CEOは苦しい時こそポジティブに打って出る印象があるので、今回提示した"WIN2023"では相当な覚悟を持った改革を実行するのではないかと想像します。
アナリスト予測とかけ離れた通期赤字予測の裏に、資生堂(4911)の決意が隠れているのかもしれません。
配当銘柄ではないので減配については仕方がないですね。正直無配まで覚悟していましたが減配幅は一昨年レベルに抑えてくれたことにむしろ感謝します。
💸 投資計画
資生堂(4911)はソニー(6758)とともにわたしのポートフォリオでは最古参のメンバーになります。
資生堂(4911)はここ数年のブームで半分くらい利確しちゃいましたが、それでも今尚保有比率はトップ10に入ります。
面白いのは今急騰しているソニー(6758)ではまだ20年分の含み損が残るのに対し、今日暴落した資生堂(4911)ではこの先どこまで下落しようとも含み損は発生しない。
20年という期間で購入のタイミングを見ると。。。ITバブルって恐いですね。
現在のインカム投資スタイルでは、資生堂(4911)もソニー(6758)も買い増すことはほぼないと思いますが、持ち株すべてを放出するということもまたないと思います。
両社とも株主であることに誇りを感じる会社です。
資生堂(4911)はソニー(6758)とともにわたしのポートフォリオでは最古参のメンバーになります。
資生堂(4911)はここ数年のブームで半分くらい利確しちゃいましたが、それでも今尚保有比率はトップ10に入ります。
面白いのは今急騰しているソニー(6758)ではまだ20年分の含み損が残るのに対し、今日暴落した資生堂(4911)ではこの先どこまで下落しようとも含み損は発生しない。
20年という期間で購入のタイミングを見ると。。。ITバブルって恐いですね。
現在のインカム投資スタイルでは、資生堂(4911)もソニー(6758)も買い増すことはほぼないと思いますが、持ち株すべてを放出するということもまたないと思います。
両社とも株主であることに誇りを感じる会社です。
(投資は自己責任で)
というわけで、資生堂(4911)さんは2023に向けて1からのスタートです。
LINK
Danke schön und Auf Wiedersehen / Thanks and See you
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