Aug.25(BMO) JMスマッカー(SJM)がQ1.2021の決算を発表しました。
特需効果持続で二桁の増収増益を達成,通期予測も前回の弱気提示から一転の上方修正です。
目 次
JMスマッカー(SJM):のQ1.2021決算発表
📌 Q1.2021
- 売上増は消費者向け食品(+23%)とコーヒー(+22%)が主導
- 北米での特需効果に対し海外(-9%)は売上減と苦戦
📌 Full.2021 Guidance
📚 情報元:J. M. Smucker - Investor Relations
➤The J. M. Smucker Company Announces Fiscal 2021 First Quarter Results
➤The J. M. Smucker Company Announces Fiscal 2021 First Quarter Results
過去1年の決算傾向と株価の反応
📈 SJM:株価1年チャート
- 発表後の株価は最大+9.25%,終値+6.87%の急騰
📍 SJM:過去1年の決算傾向
* Y20.Q4以降のChange(%)はS&P500比
(🔎 グラフはクリックすると大きくなります)
業績と株主還元
📍 売上と営業利益
📍 配当実績
|
|
わたしの思うところ
Q4.2020決算発表時のガイダンスでは弱気を示していたJMスマッカー(SJM)でしたが一転のサプライズ決算でした。
COVID-19による経済的影響の最大風速が4月だったことと考えると、5-7月実績のJMスマッカー(SJM)のQ1.2021は若干特需が弱まる傾向を見せると想像したのですが、想像以上に強い数字でした。
この特需はどこまで続くの。。。
衛生用品などはCOVID-19終息後も一定の需要が見込めると思うのですが、加工食品はさすがにいずれ波が引くと思います。
なので、長期保有を目的に今から食品株を購入するならその辺は考慮した方がいいと思います。
💸 投資計画
累進配当の実績、増配率もとても魅力的で、ずっとウォッチしています。
でも、気持ちも含めてなかなか購入を決めるタイミングと一致しない銘柄です。
時価総額で上位のゼネラル・ミルズ(GIS)やケロッグ(K)と比較してしまう影響もあるでしょうか。
利回り次第では少し持つ可能性はあると思いますが、今のところポートフォリオの中核にと考える銘柄ではないです。
累進配当の実績、増配率もとても魅力的で、ずっとウォッチしています。
でも、気持ちも含めてなかなか購入を決めるタイミングと一致しない銘柄です。
時価総額で上位のゼネラル・ミルズ(GIS)やケロッグ(K)と比較してしまう影響もあるでしょうか。
利回り次第では少し持つ可能性はあると思いますが、今のところポートフォリオの中核にと考える銘柄ではないです。
最近はペットフードに重きを置いているようですけど、わたしとしては一番イメージするのはブランド力を持つ食用油です。
このCOVID-19パンデミックの特需でもおわかりのように、人は不安を抱えると甘いものと油ものと粉ものに帰ってくる。古からの歴史。
普段、"健康"とか"身体にいいもの"とか騒いでいる人たちに限ってそんなかんじがします。
でなければ、JMスマッカー(SJM)の業績が上がるはずがない、巣篭もりしたからってピーナッツバターが売れるわけないでしょ。
(投資は自己責任で)
生活必需品セクターの決算傾向
📍 生活必需品セクターの決算傾向
* Change(%)はS&P500比
- 生活必需品セクターは見事な上振れ決算でした。
というわけで、JMスマッカー(SJM)のサプライズ決算でした。
LINK
Danke schön und Auf Wiedersehen / Thanks and See you
0 件のコメント:
コメントを投稿