10/29(TYO-AMC) ドコモ(9437)がQ2.2020-3の決算を発表しました。
通期売上見通しを微増の上方修正、進捗好感で株価は上昇しました。
目 次
ドコモ(9437):Q2.2020決算発表
📌 Q2.2020-3
- コスト効率化は計画通りの進捗(Q1+Q2≒400億)
- 新料金プラン申込数は9末717万(年度目標の42%)
📌 Full.2020-3 Guidance
- 年度初めに-4000億規模と悲観された売上減は最終-2000億程度に縮小する予測
- アナリスト通期EPS予測はQ1より上ぶれ分のMiss
- 自社株買い:1228億(年度枠40%)を実施済
-発表後の株価は最大+2.44%,終値+1.65%の上昇
📚 情報元:NTT DOCOMO, INC. - IR(投資家情報)
➤2019年度 第2四半期決算説明会
➤2019年度 第2四半期決算説明会
💬 わたしの思うところ
まずまずの決算だったと思います。
通期の売上ダウンの見通しはQ1時の-2600億からQ2では-2000億に縮小して改善しています。
昨年度の自社株買いが6000億、今年度3000億(予定)ですから、この差額分3000億が売上ダウン幅と見込めば確実に当初の見込みより良いです。
買い増しについてはチャート的にちょっと高く感じるので調整を待っています。
政府高官がまた通信料金に干渉発言などしてくれれば買い場が来るかもしれないですね。
すこし心配なのはキャッシュレスなどの流れの中で消費者サービスの不測の不備による悪影響でしょうか。
まずまずの決算だったと思います。
通期の売上ダウンの見通しはQ1時の-2600億からQ2では-2000億に縮小して改善しています。
昨年度の自社株買いが6000億、今年度3000億(予定)ですから、この差額分3000億が売上ダウン幅と見込めば確実に当初の見込みより良いです。
買い増しについてはチャート的にちょっと高く感じるので調整を待っています。
政府高官がまた通信料金に干渉発言などしてくれれば買い場が来るかもしれないですね。
すこし心配なのはキャッシュレスなどの流れの中で消費者サービスの不測の不備による悪影響でしょうか。
業績と配当実績
📍 売上と営業利益
📍 配当推移 |
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日経はあいかわらずのネガティブ報道
ドコモ(9437)のこの決算を受け、日経はあいかわらずネガティブ報道を繰り返しています。
📰 ニュース元:日経 - ニュース
➤NTTドコモの4~9月期、純利益9%減 通信事業が低迷
➤NTTドコモの4~9月期、純利益9%減 通信事業が低迷
このような上っ面だけの薄っぺらい記事は大衆紙レベルで、経済紙に求められる投資的な情報価値は皆無です。
日経記者のレベルは間違いなく低下していると思います。
気が付けばいつのまにか記者名も表記されなくなりましたね。
日経の名誉のために、中には的確な報道ももちろんありますよ。
📰 ニュース元:日経 - ニュース
➤アルファベット決算、23%減益で予想下回る 時間外で株価下落
➤アルファベット決算、23%減益で予想下回る 時間外で株価下落
アルファベット(グーグル:GOOGL)は20%増収の過去最高売上を記録しましたが、減益&アナリスト予測に届かなかったことで株価は下落しました。
「過去最高売上」だけを取り上げた浮かれたニュース記事も多かったですが、企業評価に直接影響する要因を考えればマイナス材料を優先したこの記事などは的確な情報だと思います。
偶然なのか、的確と思う記事にはきちんと記者名が記されていますね。
結局のところ、決算発表は通期予測の変動を確認するもので株価はアナリスト予測との乖離で反応するもの。
分かり切った既出の情報を繰り返すのは他意のある悪意か、そうでなければ早く帰りたくてやっつけ仕事をしているかのどちらかだと思います。
経済紙が報じるべき内容が何かを日経記者は考えるべきと思います。
というわけで、目は明日未明のFOMCに移します。
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Danke schön und Auf Wiedersehen / Thanks and See you
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