3/18(BMO) ゼネラル・ミルズ(GIS)がQ3.2020の決算を発表しました。
緊急事態宣言下での特需上方修正も通期売上予測は慎重姿勢です。
目 次
ゼネラル・ミルズ(GIS):Q3.2020決算発表
📌 Q3.2020
- PetFood事業の売上11%増,営業利益29%増が全体を支える,他事業は苦戦続く
📌 Full.2020 Guidance
- 特需における安全強化と安定供給に全力を尽くすと表明
💣 COVID-19の影響
- Q3:中国は輸送断による売上減 -0.5%,EPS-1.5%
- Q4:業務用減に対し一般用は特需増を予測…(Q3.Febから傾向が見られる)
📚 情報元:General Mills Inc. - INVESTORS
➤General Mills Fiscal 2020 Third Quarter Earnings Results
➤General Mills Fiscal 2020 Third Quarter Earnings Results
💬 わたしの思うところ
COVID-19の影響が出始めた1月~2月期を含むことから、ゼネラル・ミルズ(GIS)のQ3.2020決算には注目していました。
移動が制限された中国では物流が止まり売上減につながりましたが、2月の各部門の実績に上昇の傾向が見られています。
世界中で発せられる緊急事態宣言により一般消費者用食品の特需が見込まれますが、ゼネラル・ミルズ(GIS)の通期予測はEPSのみの上方修正で売上には修正がありませんでした。
事態が収束に向えば、食品に関しては一過性の現象に終わる可能性もあり、ゼネラル・ミルズ(GIS)らしい慎重な姿勢と思いました。
COVID-19の影響の特需が収束後も続くという点では、衛生用品メーカーの方が期待できるのかもしれませんね。
キンバリークラーク(KMB)やクロロックス(CLX)とか。
COVID-19の影響が出始めた1月~2月期を含むことから、ゼネラル・ミルズ(GIS)のQ3.2020決算には注目していました。
移動が制限された中国では物流が止まり売上減につながりましたが、2月の各部門の実績に上昇の傾向が見られています。
世界中で発せられる緊急事態宣言により一般消費者用食品の特需が見込まれますが、ゼネラル・ミルズ(GIS)の通期予測はEPSのみの上方修正で売上には修正がありませんでした。
事態が収束に向えば、食品に関しては一過性の現象に終わる可能性もあり、ゼネラル・ミルズ(GIS)らしい慎重な姿勢と思いました。
COVID-19の影響の特需が収束後も続くという点では、衛生用品メーカーの方が期待できるのかもしれませんね。
キンバリークラーク(KMB)やクロロックス(CLX)とか。
過去1年の決算発表と株価の反応
📈 GIS:株価1年チャート
- 特需期待で2/28以降は底堅く上昇基調
- 発表後の株価は最大-9.40~+0.49%の乱高下,終値-3.22%の下落
📍 過去1年の決算発表と株価の反応
(●がQ3.2020,こういう地合いなのでS&P500との差を反映)
(🔎グラフはクリックすると大きくなります)
業績と株主還元データ
📍 売上と営業利益
📍 配当実績
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この日の食料品セクター銘柄の株価動向
ゼネラル・ミルズ(GIS)の特需予測を見込んだ決算発表を受けた食料品セクター銘柄の株価の動きです。
📎 3/18 食料品セクター銘柄の株価変動
* Perf.Mは1か月の騰落率, Div.Yは配当利回り
ついこの間まではゼネラル・ミルズ(GIS)やケロッグ(K)が4%近辺の高配当でしたが、今現在はコカコーラ(KO)やユニリーバ(UL)の方が高配当になっています。
また、評価が高く低利回りだった銘柄ほどこの局面では下落してしまいます。買われていた銘柄というのはこうなると恐いですね。
というわけで、ゼネラル・ミルズ(GIS)を応援します。頑張れ!
LINK
Danke schön und Auf Wiedersehen / Thanks and See you
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