7/30(BMO) プロクター・アンド・ギャンブル(PG)がQ4.2020の期末決算を発表しました。
四半期,通期ともに増収増益を達成,来期ガイダンスも増収増益,いずれもアナリスト予測を上回る好決算で上場来高値を更新しました。
目 次
P&G(PG):Q4.2020決算発表
📌 Q4.2020 / Full.2020
- Q4事業別本源売上:Grooming-1%減収以外はBeautyも含めてすべて増収
- Fabric&HomeCareは特需効果で二桁の増収
- 通期営業利益率=22%,FCF=114%
📌 Full.2021 Guidance
- 来期自社株買い:$6-8B予定
- 来期配当予算:$8B
💬 来期は少なくとも2.7%以上の増配が期待できる
- 発表後の株価は最大+2.90%,終値+2.42%上昇、上場来高値を更新
📚 情報元:Procter & Gamble. - Investors
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過去1年の決算傾向と株価の反応
📈 PG:株価1年チャート
📍 PG:過去1年の決算傾向
* Y20.Q3以降のChange(%)はS&P500比
(🔎 グラフはクリックすると大きくなります)
業績と株主還元
📍 売上と営業利益
📍 配当実績
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わたしの思うところ
今週は保有銘柄の悪決算が続き気分が悪かったのですが、P&G(PG)の好決算に幾分救われました。
特需効果はあってもパンデミック対策に費用が嵩み利益率を抑えられてしまう企業が多い中で、きっちり増収増益で着地したあたりはさすがP&G(PG)さんというところ。
減収減益必至の化粧品を含むBeauty部門でも本源増収とは凄いと思います。
この好決算で逆行高の上場来高値を一応更新しましたが、来期ガイダンスもアナリスト予測を上回っていることだし、もう少し株価の反応が良くてもいいのにと思いました。
株価の伸び悩みを来期予測値の「減速」と後付け評価する市場関係者もいるようですけど、特需効果後の減少は「減速」とは意味合いが違うと思うんだけど。。。
ハイテクの流れの中での埋没が理由だとわたしは思っています。
💸 投資計画
ポートフォリオ的には中堅ですが、ここのところ長らく買い増しご無沙汰です。
チャンスがあれば当然買い増ししたいですけど、現時点の利回りではインカム投資的にはちょっと割高。
会社が発表した来期の配当予算を加味して、+3%程度の増配を折り込んでも目安にはまだ乖離があります。
長い目で待てば必ず瞬間的に3%後半の利回りで拾えると思います。
ポートフォリオ的には中堅ですが、ここのところ長らく買い増しご無沙汰です。
チャンスがあれば当然買い増ししたいですけど、現時点の利回りではインカム投資的にはちょっと割高。
会社が発表した来期の配当予算を加味して、+3%程度の増配を折り込んでも目安にはまだ乖離があります。
長い目で待てば必ず瞬間的に3%後半の利回りで拾えると思います。
(投資は自己責任で)
それにしてもここのところのハイテク万歳相場でバリューは大苦戦。
給付金を得たロビンフッターたちの勢いなのか、恐いレベル・・・
「いいの?これで?」とマーケットに問い掛けつつ、ほどよい距離を保ちたい。
というわけで、P&G(PG)さんの決算発表でした。
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Danke schön und Auf Wiedersehen / Thanks and See you
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