チキンハートが今週のマーケットをふりかえります。
各国政策金利の利上げ合戦が話題になった一週間。ついにスイスまで15年ぶりの利上げへ。日銀は動かず。
株価大幅下落の背景にはアメリカのハード経済指標の悪化あり。原油も暴落。
目 次
- 主要株式指数と為替と原油・金(Gold)
- 《主要株式指数》
- 《今週の出来事》
- 《日本のマーケット情報》
- 《アメリカのマーケット情報》
- 《為替》
- 《原油・金》 - 個別株とセクター別の動き
- 《米国株》- セクター別 / 個別銘柄
- 《日本株》- 個別銘柄 - チキンハート(CH)の動き
- 来週の注目
- 警戒モード / イベント / 日米の決算発表予定
主要株式指数と為替と原油・金(Gold)
📌 2022.06.13-2022.06.17
《主要株式指数》
- グローバルに大幅安
- 日経は26000割れ
📎 株式指数の乖離位置
- アメリカは3指数ともに3年線を割り込む
《今週の出来事》
- Jun.13 為替:$1=135円
- Jun.13 日経:大幅安-836.85(-3.01%)…27000割れ,日銀ETF買い
- Jun.13 米国債:逆イールド発生(2Y>10Y>30Y)…4月1週目以来
- Jun.13 NYダウ:大幅安-876.05(-2.79%)…先週から3日続落
- Jun.14 日経:大幅安-357.58(-1.32%)
- Jun.15 日経:大幅安-303.7(-1.14%)
- Jun.15 米国小売売上:5か月ぶりに減少-0.3%(予想:+0.1%)
- Jun.15 原油在庫:+195万(予想:-220万)
- Jun.15 FOMC:利上げ+75bp…1994年以来の上げ幅
- Jun.15 NYダウ:大幅高+303.70(+1.00%)
- Jun.16 スイス国立銀行SNB:利上げ+0.5%(-0.25%)…15年ぶりの利上げ
- Jun.16 NYダウ:大幅安-741.46(-2.42%)
- Jun.16 米国住宅着工:154万(予想170万)
- Jun.17 日銀:金融緩和維持
- Jun.17 日経:大幅安-468.20(-1.77%)…26000円割れ
- Jun.17 原油:WTI=$110割れ
- Jun.17 Nasdaq:大幅高+152.25(+1.43%)…NYダウは下落
《日本のマーケット情報》
《アメリカのマーケット情報》
- 米国債:Y2(15年ぶり),Y10(10年ぶり)利回り高水準
- 米国債:週前半に逆イールド(Y2>Y10>Y30)発生
《為替》
- スイスフラン高:15年ぶりの利上げはサプライズ
- ドル円:日銀政策の思惑めぐり一瞬円高に振れるも結果横ばい
- 高:スイスフラン>ドル>ユーロ>円>ポンド:安
- 英中銀(BOE)は利上げ追随(+0.25%)もポンド安
💣 スイス利上げで「日銀も・・・」の思惑走る
《原油・金》
- 原油:暴落
- 金(Gold):下落
💣 原油在庫が増加に転じる
💬 わたしの思うところ
アナリストたちは政策金利をめぐる見解に終始、当然ながら株価大幅下落の要因もそこに紐付けています。
でも、株価暴落の本当の背景にはアメリカのハード経済指標の悪化にあるとわたしは考えます。
5月の小売売上と住宅着工が予想を下回り明らかに悪化。小売売上はマイナスに出ました。
FOMCの利上げ根拠とされるソフト経済指標とは逆に出たわけです。
ハード経済指標を裏付けるように原油在庫の増加も判明し必然の原油暴落です。
だから"株安"と考える方が自然ではないでしょうか。
つまり、もう「利上げ」の話は旬を過ぎたのかも。。。
で、マーケット的にはNYダウがとうとう3年線を割り込むまで下落し出来高も上昇してきました。
段階的に買ってもいい頃かなと思っています。
景気減速を見据えた大底がどこかはわからないですけど、利上げ実施でお堅い金融企業が反発始めれば必ずトレンド転換するはず。
"逆イールド"は嫌な気もしますがこれは3月から出ていたわけですし、わたしはもともとこの現象に振り回されたくない派です。
というか、必要以上に恐がって待つと結局いつまでも動けなくなる、気付いたときには遅かった、というのがチキンハート(CH)の経験則。
大底で拾えるなんて思わないから、ちょっとずつちょっとずつ・・・動きます。
アナリストたちは政策金利をめぐる見解に終始、当然ながら株価大幅下落の要因もそこに紐付けています。
でも、株価暴落の本当の背景にはアメリカのハード経済指標の悪化にあるとわたしは考えます。
5月の小売売上と住宅着工が予想を下回り明らかに悪化。小売売上はマイナスに出ました。
FOMCの利上げ根拠とされるソフト経済指標とは逆に出たわけです。
ハード経済指標を裏付けるように原油在庫の増加も判明し必然の原油暴落です。
だから"株安"と考える方が自然ではないでしょうか。
つまり、もう「利上げ」の話は旬を過ぎたのかも。。。
で、マーケット的にはNYダウがとうとう3年線を割り込むまで下落し出来高も上昇してきました。
段階的に買ってもいい頃かなと思っています。
景気減速を見据えた大底がどこかはわからないですけど、利上げ実施でお堅い金融企業が反発始めれば必ずトレンド転換するはず。
"逆イールド"は嫌な気もしますがこれは3月から出ていたわけですし、わたしはもともとこの現象に振り回されたくない派です。
というか、必要以上に恐がって待つと結局いつまでも動けなくなる、気付いたときには遅かった、というのがチキンハート(CH)の経験則。
大底で拾えるなんて思わないから、ちょっとずつちょっとずつ・・・動きます。
(投資は自己責任で)
個別株とセクター別の動き
《米国株》
- セクター別(数字は連続週)
- 2週連続の全セクター下落
- Energyが暴落
- 金融セクターの動き
📍 2021.Dec~
📍 2020.Feb~(COVID-19 pandemic~)
(🔎 グラフはクリックすると大きくなります)
- NYダウ30(DJIA) 今週の勝者(Gainer)と敗者(Loser)
- UpgradeされたBAのみ+
- わたしの注目株から
- ADBE:通期下方修正
- BA:CのUpgrade=Buyに反応?
《日本株》
- TOPIX Core30 今週の勝者(Gainer)と敗者(Loser)
- 金融が健闘,みずほTopで転換期待?
- リクルートは今年最多5度目のWorst
- わたしの注目株から
- ロート:Upgrade
チキンハート(CH)の動き
《株式》
- 米国株
- ETF :買い → 約定 [ACWI:Add 52%]
- 金融:買い → 約定 [TROW:Buy]
- 化学:買い → 約定 [MMM:Add 6%]
- 生活:買い → 出来ず [PG/KMB]
- 防衛:買い → 出来ず [LMT] - 日本株
- 建設:買い → 約定 [エクシオ(1951):Buy]
💸 投資状況
S&P500の3年線割れもありそこそこの買いに動きました。
S&P500の3年線割れもありそこそこの買いに動きました。
- Tロウプライス(TROW):初めての投資
上場来36年連続増配と高増配率に魅力 - 3M(MMM):2週連続の買い増し
- エクシオ(1951):初めて購入
通信系工事会社を引き続き狙います
💬P&G(PG):もうすこし落ちてくれないかなぁ。。。
来週の注目
- 為替の警戒モード [💣]
- 原油の警戒モード [💣💣💣]
- 金(Gold)の警戒モード [💣💣]
- イベント
- 米国企業の主な決算発表予定
* FDX(Mar-May)
- 日本企業の主な決算発表予定
- 特になし
※赤文字はわたしが注目するイベント
※予定はご自身でも確認してくださいね。
というわけで、それぞれの投資生活がうまくいきますように。
LINK
世界のマーケット情報
➤世界の株価と日経平均先物 (nikkei225jp.com)
➤株式マーケットデータ (stock-marketdata.com)
米国株のパフォーマンス
➤FINVIZ.com
➤世界の株価と日経平均先物 (nikkei225jp.com)
➤株式マーケットデータ (stock-marketdata.com)
米国株のパフォーマンス
➤FINVIZ.com
Danke schön und Auf Wiedersehen / Thanks and See you
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