2022-07-20

ジョンソン・エンド・ジョンソン(JNJ)のQ2.2022決算発表:Q1に続くEPS下方修正で株価は下落

Grüß Gott / Hello

Jul.19(BMO) ジョンソン・エンド・ジョンソン(JNJ)がQ2.2022の決算を発表しました。

ほぼ予測どおりのQ2決算でしたが、為替影響を懸念して通期EPSガイダンスを下方修正、株価は下落しました。

  目 次



  ジョンソン・エンド・ジョンソン(JNJ):Q2.2022決算発表


📌 Q2.2022
Q2.2022
実績
前年同期比対市場予測
増減前年Surprise市場
売上$24.02B3.05%$23.31BBeat1.05%$23.77B
EPS$2.594.44%$2.48Beat0.78%$2.57
Q2.2022
実績
前年比
累積(6M)増減前年
売上$47.44B3.97%$45.63B
EPS$5.263.75%$5.07
- Q2:売上,EPSとも増収増益…ほぼ予測どおりの範囲
- 為替影響あるも事業別売上は±5%の増減範囲

📌 Full.2022 Guidance
Full.2022
会社予測
対市場予測
Guidance前回予測
売上
(未提示)
-
(未提示)
$96.04B
Base*
$97.3B - $98.3B
-
$97.3B - $98.3B
Beat
6.5% - 7.5%6.5% - 7.5%
EPS
$10.00 - $10.10
down
$10.15 - $10.35
Miss
$10.27
2.1% – 3.1%3.6% - 5.6%
* 売上(Base)*:COVID Vxを除くBase Businessの売上予測
- 通期売上(Base)は維持もEPSはQ1に続く下方修正…為替$高が影響

  📚 情報元:Johnson & Johnson Investor Information
      ➤Quarterly Results


- 発表後の株価は最大-2.50%,終値-1.46%の逆行安

  過去1年の決算傾向と株価の動き


📈 JNJ:株価1年チャート

📍 JNJ:過去1年の決算傾向と株価の動き

(🔎 グラフはクリックすると大きくなります)
* Change(%)はS%P500比

💬 珍しく決算発表後の株価反応が悪い



  業績と株主還元データ


📍 売上と営業利益

  📍 キャッシュフローと配当性向

📍 配当実績

 
  • 配当利回り
    - 5年間平均:2.53%
    - 配当落日の最高:2.74%
    - 配当落日の最低:2.38%
  • 増配率
    - 2021-2022:6.21% (6.60%/Q)
    - 5年間平均:6.04%
  • 連続増配
    - 60年連続増配中
  • 自社株買い
    - 2022:0.78% (Current)
    - 5年間平均:1.38%

  わたしの思うところ


この日は全体大幅高の中で逆行安とこの銘柄にしては決算発表後の反応が悪かったです。

為替の影響はあったもののそれでも増収は確保、決算自体は悪いとは思わなかったのですが・・・

COVID-19ワクチンの特需後退も影響したかもしれないですね。


今年度中にコンシューマーのスピンオフを計画しているとのことですが、この点の詳細、進捗については説明がなかったようです。

グラクソ・スミスクライン(GSK)のようにスピンオフのどさくさに紛れて実質減配ということはジョンソン・エンド・ジョンソン(JNJ)に限ってはないと信じています。


💸 投資計画
わたしのポートフォリオでは保有率でKDDI(9433)に次ぐ全体2位のコア銘柄です。

ベビーパウダーの訴訟問題でずっと買い増しを控えていましたが、一定の解決を見たので再び買い増しを進めたいと思っています。

とりあえず、配当利回り3%近辺を待っています。

(投資は自己責任で)



というわけで、買い増しのタイミングを模索中のジョンソン・エンド・ジョンソン(JNJ)でした。


LINK

Danke schön und Auf Wiedersehen / Thanks and See you

0 件のコメント:

閲覧数が多い記事