2020-10-02

ペプシコ(PEP)のQ3.2020決算発表:飲料も健闘して増収増益

Grüß Gott / Hello

Oct.01(BMO) ペプシコ(PEP)がQ3.2020の決算を発表しました。

お菓子の特需と飲料も健闘しての増収増益を確保、アナリスト予測を上回る通年ガイダンスを提示しました。

  目 次



  ペプシコ(PEP):Q3.2020決算発表


📌 Q3.2020
Q3.2020
実績
前年同期比対市場予測
増減前年Surprise市場
売上$18.09B5.30%$17.18BBeat4.99%$17.23B
EPS$1.666.41%$1.56Beat11.41%$1.49
- お菓子を中心に特需効果で前年同期比増収増益
- 一部の新興国で減収あるもほぼ全事業で増収を確保
- 飲料(Pepsi)も健闘

📌 Full.2020 Guidance
Full.2020
会社予測
対市場予測
Guidance前回予測
売上
4%
-
no longer applicable
換算:$69.85BBeat$68.00B
EPS$5.50-no longer applicableBeat$5.36
FCF$6B-no longer applicable
- Q1から未提示だったガイダンスを発表
- 売上:取消前の年頭予測と同じ4%の増収,アナリスト予測を上回る
- EPS:取消前の年頭予測に届かず前年比微減、ただしアナリスト予測を上回る
- FCF:取消前の年頭予測に届かずも前年と同規模を確保


  📚 情報元:PepsiCo - EARNINGS INFORMATION
      ➤QUARTERLY EARNINGS


- 発表後の株価は最大1.62%,終値1.59%の上昇

  過去1年の決算傾向と株価の反応


📈 PEP:株価1年チャート

📍 PEP:過去1年の決算傾向と株価の反応

* Y20.Q1以降のChange(%)はS&P500比
(🔎グラフはクリックすると大きくなります)

- ゼネラル・ミルズ(GIS)同様にアナリスト予測との乖離が拡大



  業績と株主還元データ


📍 売上と営業利益

  📍 キャッシュフローと配当性向

📍 配当実績


 
  • 配当利回り
    - 5年間平均:2.85%
    - 配当落日の最高:3.25%
    - 配当落日の最低:2.64%
  • 増配率
    - 2019-2020:6.06% (7.00%/Q)
    - 5年間平均:7.26%
  • 連続増配
    - 49年連続増配中 (確認可能な記録)
  • 自社株買い
    - 2019:1.49%
    - 5年間平均:2.04%

  わたしの思うところ


コロナショック直後はイベント中止などの影響でコカコーラ(KO)とともに業績悪化を懸念されていましたが、 家庭での飲料需要が増加、さらにペプシコ(PEP)の場合はお菓子の特需も加わり、アナリスト予測を上回る増収増益でした。

ようやく提示された通期ガイダンス、こちらもアナリスト予測を上回りましたが年頭提示には及ばず、株価の反応が弱かったのはそのあたりでしょうか。

とりあえず、パンデミックが続けば特需効果が支えとなり、収束すれば通常に戻る。生活必需品らしい展開になってきました。


💸 投資計画
好増配と好配当を続けるペプシコ(PEP)はどんどん買い増していきたい銘柄なのですが、なかなか求める配当利回りまで来ないので買い増すチャンスがありません。

コロナショックの時は指値ミスをしてしまい、満足するほどの買い増しが出来ませんでした。

気長に待ちます。



というわけで、ペプシコ(PEP)さんの決算はOK!

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Danke schön und Auf Wiedersehen / Thanks and See you

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