2021-07-29

キヤノン(7751)のQ2.2021-12決算発表:Q1に続きQ2でも上方修正

Grüß Gott / Hello

Jul.28(TYO-AMC) キヤノン(7751)がQ2.2021-12の決算を発表しました。

全事業で増収増益、事前発表どおり通期ガイダンスを上方修正しました。

  目 次



  キヤノン(7751):Q2.2021-12決算発表


📌 Q2.2021-12 / H1.2021-12
Q2.2021-12
実績前年比
億/円増減億/円
売上8,81931.0%6,733
営業利益773-177
最終利益612-89
EPS58.48-8.28
※参考
前々年比
増減億/円
-2.6%9,058
79.4%431
77.4%345
81.5%32.22
H1.2020-12
実績前年比
億/円増減億/円
売上17,24518.5%14,556
営業利益1,478878.8%151
最終利益1,056712.3%130
EPS100.99713.8%12.41
- 増収増益,売上は前々年FY19にほぼ回復
- H1売上:プリンティング=13.0%,イメージング=12.3%
- メディカル=3.3%,インダストリアル他=11.2%
- 大型プリンタ,カメラ,NWカメラ,露光装置が大幅成長

📌 Full.2021-12 Guidance
Full.2021-12会社予測前回予測対市場予測
Guidance億/円前年比億/円Surprise市場
売上36,00013.9%up35,000Beat2.48%35,129
営業利益2,830156.1%up1,980
最終利益2,010141.3%up1,400Beat20.79%1,664
EPS192.23142.2%up133.89Beat18.98%161.56
FCF2,30028.9%up2,000   
配当9012.5%-90
- 通期ガイダンスを上方修正…Jul.19(TYO-AMC)発表

  📚 情報元:Canon Inc. Investor Relations
      ➤Quarterly Earnings


- 決算発表後の株価は最大-2.78%,前場終値-2.62%の下落
* 上方修正後の株価は終値+9.24%の上昇(高値引)



  業績と株主還元


(🔎グラフはクリックすると大きくなります)

📍 売上と営業利益

  📍 キャッシュフローと配当性向

📍 配当実績

 
  • 配当利回り
    - 5年間平均:4.62%
    - 配当落日の最高:5.36%
    - 配当落日の最低:3.81%
  • 増配率
    - 2020-2021:+12.5%
    - 2019-2020:-50% (減配)
    - 5年間平均:-6.17%
  • 連続増配
    - 2020:32年間減配なしがストップ
  • 自社株買い
    - 2020:500億
    - 5年間平均:300億

  わたしの思うところ


決算の内容は事前(Jul.19)に通期ガイダンスを上方修正したとおり良かったですが、密かに期待した追加増配の発表はありませんでした。

通期EPS予測が192.23円(前回予測133.09円)ですから、1株あたり125~130円配当もありかなと思ったのですが、下期に楽しみはとっておききましょう。


業績的にはメディカル部門の良い数字(二桁成長)を期待していたのですが、売上+3.3%どまりはちょっと残念でした。


💸 投資計画
昨年の大減配(-50%)を受けてポジションを一気に縮小、ポートフォリオ的には中堅に格下げしています。

2019年の年間配当160円を早期に回復すれば、購入再開とコアへの復活も考えたいところです。

(投資は自己責任で)



というわけで、下期の追加増配を期待したいキヤノン(7751)さんでした。


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Danke schön und Auf Wiedersehen / Thanks and See you

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