Jul.21(BMO) ジョンソン・エンド・ジョンソン(JNJ)がQ2.2021の決算を発表しました。
全セグメントで増収、医療機器の回復が加速。通期ガイダンスを上方修正。
一方でベビーパウダーをめぐる訴訟問題の行方がニュースになっています。
目 次
ジョンソン・エンド・ジョンソン(JNJ):Q2.2021決算発表
📌 Q2.2021
- Medical Devices:売上Q2+62.7%(参考:Q1+10.9%)
- COVID-19影響からの市場回復
📌 Full.2021 Guidance
- 通期ガイダンスを売上,EPSともに上方修正
- Base Businessのみでも上方修正&マーケット予測を上回る
- 発表後の株価は最大+0.74%,終値+0.62%の上昇
過去1年の決算傾向と株価の動き
📈 JNJ:株価1年チャート
📍 JNJ:過去1年の決算傾向と株価の動き
* Change(%)はS%P500比
業績と株主還元
📍 売上と営業利益 |
📍 キャッシュフローと配当性向 | |
📍 配当実績 |
|
ベビーパウダーをめぐる訴訟問題の行方
COVID-19の影響でここのところ話題になっていなかった"ベビーパウダー訴訟"ですが、先月ミズーリ州セントルイスの案件で最高裁の決着がついたようです。
一貫してタルクの安全性を訴えてきたジョンソン・エンド・ジョンソン(JNJ)でしたが、結果としては同社の上告は棄却され、控訴審どおりに賠償金の支払いが確定しました。
同様の案件を大量に抱えているジョンソン・エンド・ジョンソン(JNJ)の今後の対応について、いろいろとニュースが飛び交っています。
問題の事業を分社化して破産法活用って、そんなことできるのかなぁ・・・
わたしの思うところ
とりあえず決算の方は何の問題もなく、個人的に注目していた医療機器も売上+62.7%と大幅な回復をみせてくれて良かったです。
日本でも今週、キヤノン(7751)が決算前に上方修正したように医療機器が好調に回復しています。
3M(MMM)の決算発表(Jul.27)にも俄然注目したくなりました。
ホルダーが気になるのは"ベビーパウダー訴訟"の行方ではないでしょうか。
正直、どのような影響がどの程度の規模で出るのかわからないですのですが、 ただ、今回の最高裁敗訴直後の株価は-2~-3%の範囲と最初にロイターの記事が出た時より下げ幅は小さいようです。
💸 投資計画
わたしのポートフォリオではKDDI(9433)に次いで保有比率第2位のコア銘柄。
久しく買い増しをしていないので、平均原資に対しての配当利回りは7%を超えてきました。
訴訟問題が無ければ今でも強気に買い増していたと思いますが、現在はその訴訟問題の影響を考えつつちょっと慎重になっています。
今後の展開によっては"買い増し"も"一部利確"も、とにかく柔軟に構えていたいです。
わたしのポートフォリオではKDDI(9433)に次いで保有比率第2位のコア銘柄。
久しく買い増しをしていないので、平均原資に対しての配当利回りは7%を超えてきました。
訴訟問題が無ければ今でも強気に買い増していたと思いますが、現在はその訴訟問題の影響を考えつつちょっと慎重になっています。
今後の展開によっては"買い増し"も"一部利確"も、とにかく柔軟に構えていたいです。
(投資は自己責任で)
というわけで、いつもながらのジョンソン・エンド・ジョンソン(JNJ)の安定決算でした。
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Danke schön und Auf Wiedersehen / Thanks and See you
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