2022-10-26

キンバリー・クラーク(KMB)のQ3.2022決算発表:減益続くもすこし改善

Grüß Gott / Hello

Oct.25(BMO) キンバリー・クラーク(KMB)がQ3.2022の決算を発表しました。

コスト高に為替影響、さらに北米での在庫管裡など難しい状況で減益決算続く。通年ガイダンスは維持。

  目 次



  キンバリー・クラーク(KMB):Q3.2022決算発表


📌 Q3.2022
Q3.2022
実績
前年同期比対市場予測
単独(3M)増減前年Surprise市場
売上$5.05B0.80%$5.01BBeat0.80%$5.01B
EPS$1.40-13.58%$1.62Miss-5.41%$1.48
Q3.2022
実績
前年同期比
累積(9M)増減前年
売上$15.21B5.11%$14.47B
EPS$4.09-16.36%$4.89
* 市場予測:Zacks=1.48(YahooFinance Avg.=1.44)
- Q3:増収(量減)減益…減益要因はコスト高と為替影響(-4%)
- 部門別:PersonalCareが-15%減益,Professionalは+24%(Q2-23%)のV字回復
└:PersonalCare北米の在庫CTLがうまくいかなかった(在庫不足)
- Q1-Q3(9M):増収減益,Q1-Q2(6M)から利益率改善
├営業益:6M-5%減から-3%減まで改善
└最終益:6M-3%減から-2%減まで改善

📌 Full.2022 Guidance
Full.2022会社予測
前回予測
対市場予測
Guidance
売上2% to 4%-2% to 4%Met$20.17B
本源5% to 7%-5% to 7%
EPS$5.60 to $6.00-$5.60 to $6.00Beat$5.59
- 通期ガイダンスの変更なし
- 為替影響:3~4%を予測

  📚 情報元:Kimberly-Clark - Investors
      ➤Kimberly-Clark Announces Third Quarter 2022 Results


- 発表後の株価は寄付直後-1.28%の下落も持ち直して終値+3.13%の上昇&高値引け

  過去1年の決算傾向と株価の動き


📈 KMB:株価1年チャート

📍 KMB:過去1年の決算傾向と株価の動き

(🔎 グラフはクリックすると大きくなります)
* Change(%)はS%P500比



  業績と株主還元データ


📍 売上と営業利益

  📍 キャッシュフローと配当性向

📍 配当実績

 
  • 配当利回り
    - 5年間平均:3.22%
    - 配当落日の最高:3.51%
    - 配当落日の最低:3.00%
  • 増配率
    - 2021-2022:1.75%
    - 5年間平均:3.65%
  • 連続増配
    - 51年連続増配中(確認可能な記録)
  • 自社株買い
    - 2022:0.30% (Current)
    - 5年間平均:1.74%

  わたしの思うところ


今期はQ1から苦しい決算が続いていますが、よくわからないけど株価は上昇しました・・・

減益要因がほとんどコスト高為替影響によるものですから、今後の金利&為替動向=緩和予測が作用したのかもしれません。


日用品メーカーは特需終了で在庫を抱えた分、食品メーカーより出遅れ感があるかと思ったのですが、ここにきて同社の北米事業で「在庫不足」が報告されました。

ちょっと展開が変わり始めているのかもしれないですね。(もちろんいい意味で)


💸 投資計画

配当利回りに合わせて定期的に買い増ししたい銘柄ですが、ここのところ全体が落ちてくる気配があるのでP&G(PG),コカコーラ(KO),ペプシコ(PEP)の待ちを優先しています。

円安でドルを新たに調達できないこともあり、ちょっと購入目安を下げています。

(投資は自己責任で)



というわけで、そろそろスカッとした好決算を期待したいキンバリー・クラーク(KMB)さんです。


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Danke schön und Auf Wiedersehen / Thanks and See you

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