花王(4452)のQ1.2021-12決算発表：特需縮小の減収減益は想定内？

Grüß Gott / Hello

May.07(TYO-AMC) 花王(4452)がQ1.2021-12の決算を発表しました。

特需効果縮小で減収減益も通期ガイダンスは維持しました。

  目 次

• 花王(4452)：Q1.2021-12決算発表
• 業績と株主還元
• わたしの思うところ

  花王(4452)：Q1.2021-12決算発表

📌 Q1.2021-12

Q1.2020-12	実績	前年比
単独	億/円	増減	億/円
売上	3,205	-5.09%	3,377
営業利益	309	-21.17%	392
最終利益	257	-3.38%	266
EPS	53.61	-3.32%	55

- Q1:特需効果縮小で減収減益
- Q1:化粧品事業が赤字も回復基調
- Q1:進捗は「計画通り」と強調
- Q1:営業利益率=9.7%(前年11.6%)

📌 Full.2021-12 Guidance

Full.2021-12	会社予測		前回予測		対市場予測
Guidance	億/円	前年比		億/円		Surprise	市場
売上	14,300	3.48%	-	14,300	Miss	-0.36%	14,351
営業利益	1,770	0.85%	-	1,770
最終利益	1,270	0.71%	-	1,270	Miss	-3.05%	1,310
EPS	264.06	0.67%	-	264.06	Miss	-3.87%	274.69
年間配当	144	2.86%	-	144

- 通期ガイダンスは維持
- 自社株買い:500億実施

  📚 情報元：花王 - 投資家情報
      ➤第1四半期 決算電話会議（2021/05/07）

- 発表後の株価は米国ADRで最大-3.42%,終値-2.36%の下落

  業績と株主還元

（🔎グラフはクリックすると大きくなります）

📍 売上と営業利益		📍 キャッシュフローと配当性向
📍 配当実績		配当利回り - 5年間平均：1.56% - 配当落日の最高：1.76% - 配当落日の最低：1.44% 増配率 - 2020-2021(予定)：2.86% - 5年間平均：9.00% 連続増配 - 32年連続増配中 自社株買い - 2021：500億 - 5年間平均：300億

  わたしの思うところ

アメリカではキンバリー・クラーク(KMB)の在庫増など特需効果の縮小が表面化してきましたが、日本でも同様の現象でしょうか。

通期ガイダンスはそのままで進捗は「計画通り」という会社の見解を信じたいと思います。


化粧品事業が赤字と振るわなかったので、来週決算発表を予定している資生堂(4491)などへの影響が気になるところです。

ちなみにMay.03にアナリスト予測を上回る決算を発表したエスティ・ローダー(EL)も発表当日は-7.93%と嫌気されましたね。

💸 投資計画
この2月に初めて花王(4452)を購入しました。

3月はいいかんじで反発していましたが、4月に入ってまた下落局面、連休前に元値を割ってしまいました。

と、この銘柄に関しては短期的なことを気にするものではないでしょう。

株価と購入間隔を静観しながら、機会があればポートフォリオの比率を高めていきたいと思っています。

長期で育てたい銘柄です。

（投資は自己責任で）

🔖 このブログ内の関連記事

---

  ➤花王(4452)を購入

というわけで、購入後、初めての決算発表でした。

LINK

  ➤花王 - 投資家情報
  ➤日本経済新聞 - マーケット - 花王

Danke schön und Auf Wiedersehen / Thanks and See you