Feb.10(TYO-AMC) 資生堂(4911)がQ4.2022-12の決算を発表しました。
期末業績改善も来期ガイダンスが弱気な減収減益提示で株価は急落。普通配当は20%増配。
目 次
資生堂(4911):Q4.2022-12決算発表
📌 H2.2022-12 / Full.2022-12
*Feb.06に業績上方修正を発表
- H2:増収減益,コア増益…H1から改善
- 通期:増収減益…国内,中国の売上回復遅れる,欧米中心に他海外は成長
📌 Full.2023-12 Guidance
- 為替想定レート:$1=130円,€1=140円
- 来期普通配当は増配(+20%)…配当性向85.6%
- 発表後のADR株価は最大-7.67%,終値-5.65%(6,209)と大幅安
- 発表後の東証前場株価は最大-6.34%,終値-5.15%(6,242)と大幅安
- 上方修正(Feb.06)翌日の株価は+2.10%(6,487)…上方修正前の株価を下回る
業績と株主還元データ
(🔎 グラフはクリックすると大きくなります)
📍 売上と営業利益 |
📍 キャッシュフローと配当性向 | |
📍 配当実績 |
* 記念配当は除外して計算 |
わたしの思うところ
決算発表に先立ちFeb.06に業績の上方修正があり期末業績はその通りの改善となりましたが、如何せん来期のガイダンスが減収減益の弱気。
失望売りで上昇修正前の株価をも下回る結果になってしまいました。
う~ん、ちょっと姑息な事前の上方修正だったかなと思わざるを得ません。(印象悪・・・)
配当についてはY22-12期に記念配当50円が上乗せされているので見た目減配には見えますが普通配当に限ればY23-12に+10円の60円=20%の増配です。
ただ、配当性向は85.6%に達しているので警戒域とも言えます。
見た目の減配での狼狽売りも株価急落の背景にはあるかもしれません。
インフレが止まり国内,中国の状況好転があれば来期中の上方修正も期待できるとは思うのですが。
あと、そろそろ次世代の経営体制も気になるところです。
💸 投資計画
投資を開始した頃からずっと保有している銘柄なのでそれなりの保有比率になっています。
でも、基本的にインカム投資の対象ではないですし、現在の投資方針からは買い増しはないですね。
すべて売却することもないと思いますが、株価が上昇したら少しずつ売却もしています。
投資を開始した頃からずっと保有している銘柄なのでそれなりの保有比率になっています。
でも、基本的にインカム投資の対象ではないですし、現在の投資方針からは買い増しはないですね。
すべて売却することもないと思いますが、株価が上昇したら少しずつ売却もしています。
(投資は自己責任で)
【参考】
ここ1年ちょっとはエスティ・ローダー(EL)の株価に寄る傾向が強いように思います。
資生堂(4911)の株価が動く時は前夜のエスティ・ローダー(EL)の株価変動を確認。
📈 EL:株価1年チャート
というわけで、失望売りに見舞われた資生堂(4911)の決算発表でした。
LINK
Danke schön und Auf Wiedersehen / Thanks and See you
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